暑中お見舞い申し上げます


海星中学校第2回オープンスクール申込受付中

 

第2回オープンスクールは7月24日(水)部活動体験です。

本校部活動生と直接ふれ合いながら、更に深く本校について知っていただければと思っています。

詳細はこちらからどうぞ。

 

 

暑中お見舞い申し上げます

 

mailやSNSの普及で、手書きの葉書や手紙を目にする機会がとても少なくなってきました。

本校では、全員がタブレットを持ち、毎日の授業や宿題にもタブレットが欠かせません。

今日は、ちょっと珍しいタブレットの使い方をご紹介します。

 

現在、中学国語科書写の授業で、筆ペンを使って「暑中見舞い状」を書いています。

「暑中見舞い状」とは、梅雨明け後から立秋(今年は8月7日です)までに到着するように出す、季節の挨拶状です。

中学1年生は楷書、3年生になると立派に行書で仕上げる生徒も多いです。

 

 

 

全て出身小学校の先生方へ送るために、生徒たちが心を込めて書いたものですが、どれもなかなかのバランスだと思われませんか?

 

最初は、紙のお手本を使って「暑中お見舞い申し上げます」と練習していきます。

 

 

ここからタブレットの登場です。

実際の葉書に書く前に、お手本を参考にしながら、タブレットでバランスを確認していきます。

 

左側が最初に書いたもので、右側が字の大きさや位置を変えながらバランスをとったものです。

紙では、何度書き直しても納得のいくバランスを作ることは難しいですが、タブレットを使うと、簡単にできます。

そして、タブレットの中にある理想のイメージを頭に描きながら、葉書に清書していきます。

 

 

仕上がった葉書は、梅雨明けを待って投函する予定です。

 

mailもSNSも確かに便利なものですが、手書きの葉書や手紙をもらう喜びは格別です。

本校生徒の出身小学校の先生方、「暑中見舞い状」に一人ひとりがこめた想いを受け取ってやってください。