続く異文化交流


昨日、長崎くんちも終わりました。

長崎市中心地では、踊り町の掛け声やお囃子が響き、多くの観光客の姿が見られました。

長崎では、「くんちが終わると、すぐ正月が来る」と言われますが、なんだかんだと今年もあっという間に終わりそうです。

 

海星高校には、イタリア・カンビ高校との相互交流のため、イタリアから16人の高校生が来ていますが、それも明日でお別れです。

今日のBlogでは前回に引き続き、その交流に関わった中学生の様子をご紹介します。

 

10月8日(水)は、中学校校舎にある茶室で茶道体験が行われました。

静けさや慎ましさの中にある美しさ、“わび・さび”を感じてもらえたのでしょうか。

その日、中学生は、「長崎と海星について」のプレゼンテーションを行いました。

海星の歴史や校内案内、長崎くんち、食べ物、方言について、英語で発表しました。

一番評価が高かった発表は「食べ物」です。やはり、どこの国でも「花より団子」なのかもしれません。

この発表を担当したのは、来月、韓国の中学校と相互交流をする16名です。

今回の発表の反省を活かし、再度内容を練り直し、よりよい準備をしてもらいたいものです。

 

 

また、放課後には、グラウンドでサッカー部と試合が行われていました。

相手が中学生だからと、手を抜いてはくれません。

初めての国際試合を体験した中学サッカー部員は、体の大きさ、技術の高さなど、世界の壁を体感したようです。

 

 

そして、本日の放課後は、中学・高校弓道部の生徒が、弓道体験を企画しています。

 

国際交流が活発な時代に必要な力を育成するために、海星はこれからも異文化交流を進めていきます。

異文化に恐れず、飛び込んでみると、新たな扉が開くかもしれません。

ホームステイも終盤、多くの日本文化に触れながら、本校の生徒たちの少しでも多くの交流をし、親睦を深めてもらいたいものです。