先週は中学の各学年で校外学習が行われました。
今回は1年生の取り組みについてご紹介します。
1日目は水辺の森公園にてスケッチ大会を行いました。
ランドマークの稲佐山や女神大橋、斜面に広がる住宅地など、生徒一人ひとりの感性で地元長崎の風景をスケッチブックに描いていきます。
水辺の森公園という立地と時間をかけて観察して描くスケッチという活動だからこそ、
客船、漁船、護衛艦など様々な船が行き交う長崎港、
近隣の山から飛来して食事や水浴びをする野鳥などにも気づく事が出来ます。
2日目は長崎市高島にてシュノーケリング体験を行いました。
大波止から高島港までは、数年前に新造された高速船「鷹巢」に搭乗。
真新しい船に生徒たちは興奮気味の船旅スタートとなりました。
上陸してからすぐに事前学習会場へ向かい、「やったろう de 高島」様による長崎の海の環境や特色の講義、「エム・エム・ブリッジ株式会社」様からサンゴの増殖技術についての紹介をしていただきました。
講義のあとは実際に高島の海を見学します。
慣れないウェットスーツやフィンの装着に悪戦苦闘しながら準備を行い、いざ海中へ。
群生するサンゴやその側を泳ぐコバルトスズメなど、様々な生物が浅い海底に生息していました。
地元の海の豊かさを目の当たりにして、生徒たちは驚きと感動を覚えたようでした。
1年生は、陸と海、2つの視点から長崎を見つめる貴重な体験ができた2日間を過ごしました。