新たな春へ


小学生対象の新企画「中学校を知ろう」

 

海星中学校は小学生の皆さんを対象に、新たな企画を立ち上げました。

それは、「中学校を知ろう」です。

 

 

お申し込みはこちらからどうぞ!

 

新たな春へ

 

寒い日々が続いていますが、気づいたらもう3月。

今年度の終わりが近づき、次の春の足音が聞こえてきたようです。

 

海星中学校では明後日3月8日(土)に、第77回卒業証書授与式が行われます。

 

思い起こせば、2年前の春。

真新しく、そして少しブカブカの制服に身を包み、緊張の面持ちで入学式に臨んでいたあなたたちを、体育館のステージの上から見たことを今でも覚えています。

 

 

入学して1週間、「馴染みすぎなんじゃないか?」と思うくらい馴染んでいるクラスもあったり、

なかなか仲間と打ち解けられずに休み時間も本を読み続け、まさかの「読書禁止令」を出されたクラスもあったり、

「個性豊かだなあ」などと思っていたものです。

 

 

それがもう卒業を迎えるなんて。

1年生のころから元気いっぱいだったあたなたちは、元気いっぱいな2年生になり、元気いっぱいな最高学年になりました。

それも、こちらの元気を吸い取って、そしてそれを補ってしまうくらいの元気さです。

行事も部活動も委員会も、もちろん勉強も!

全力で学校をひっぱり、素晴らしい姿を後輩たちに見せてくれました。

 

 

「この前、テストでいい点数取ったんですよ!天才でしょ?」……中2の時は苦手な教科って言っていたのにすごいよ。

「新しく部活動を始めたんですよ!楽しいです!」……新たな挑戦ができるって素敵なことだよ。頑張れ。

ときどき「あらら、先生。身長縮みました?」なんてからかってきたり……失礼な。あなた方が伸びたんですよ。

 

 

個人的なことを申し上げるのをお許しいただけるのであれば、あなたたちは教員人生の中で初めて「副担任」として関わった学年でした。

卒業直前のブログの担当になるなんて、なんてめぐり合わせなんでしょう。

あなたたちから学ぶことはたくさんありましたが、こうして卒業まで見届けることができたのはこの上なく幸せなことだということを最後の最後にばっちり教えられました。

 

 

楽しかったこと、苦しかったこと、たくさん褒めてもらったこと、逆にびっくりするほど叱られたこと…、本当にいろんなことがあったことでしょう。

でもね、全部がこれからを支える大きな力になります。

間違いなくあなたたちは海星の一番星です。

胸を張ってはばたいていってください。

また、どこかで昔話に花を咲かせましょう。

これからのあなたたちの新たな春が幸多からんことを願いながら。

卒業おめでとう。