※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
■マリア会姉妹校HP紹介
1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京
1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎
1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪
1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道
早朝、お月様がとても綺麗な朝です。
まだ太陽が昇る前、月光で照らされる東山手は表現が容易でない美しさがあります。
今朝の気温は、2℃。
痛いくらいの寒さは、昨日までの降雪で街全体が冷え切っているからでしょうか。
土曜日は、雪降る中「中学入学予定者説明会」を実施しました。足元が良くない中、ご参加ありがとうございました。本校は明日から第5回定期考査です。
さて今年は、ステラマリスコース・完成年度2年目です。
2年目?
それは、海星中学が男女共学になり、そのまま海星高校へ進学して卒業する内部進学して卒業する(中高一貫・男女共学クラス)第2回生という意味です。
その第2回生が現役で、見事、長崎大学・医学部医学科合格。
先週校舎に、職員室に「おめでとう!」「おめでとう!」の声が行き交い、学園全体が一気に明るくなりました。
海星中学出身・ステラマリスコース在籍・小村君が、長崎大学・医学部医学科に見事現役で合格。
担任 田川先生(数学科)と合格発表を確認しガッチリ握手を交わしました。
「自分の合格で、田川先生があんなに喜んでくれて、本当に嬉しいです。」
田川先生の両手を握ると、大きくてあたたかい確かなぬくもりを感じ、ようやく合格の実感が沸いてきたという小村君。
昼休み、合格の報告に仮校舎に報告へ行くという彼と一緒に歩き、話を聞きました。
「センター試験前は、得意科目は教科担任の先生方からもらった課題にしっかり取り組み、苦手科目はそれプラス演習問題をひたすら解きました。」
前生徒会長でもある彼は、勉強だけでなく次のような事も話してくれました。
「生徒会、そして生徒会長を務めさせてもらったおかげで、自分自身、度胸がとてもついたと思います。その度胸を受験で発揮することができました。」
海星中学とステラマリスコースがある校舎から階段を上り仮校舎に着くと、まずは校長室に報告へ行きました。
「失礼します!」
お昼休み。
ちょうど食事中だった校長先生ですが、「お食事中すみません。」と言う彼の声を遮りるように座席から立ち上がり、「よく頑張ったね。」と、こちらへ向かい声をかけました。
「無事、スタートラインに立てましたね。海星OBの誇りをもって、6年間しっかり過ごして下さい。」
「はい、これで念願だった離島医療の一助を担えるスタートを切れます。ありがとうございます。」
ここでも握手。校長室を出ると「1日2回も先生と握手する機会なんて、そうないですよね。」と、安堵の表情が喜びを実感する表情になっていきました。
そして向かったのは、進路指導室。
「浦濱先生、信じられません。なんだかフワフワした夢心地ですけど、少しずつ実感がわいてきました。本当に嬉しいです。ご指導ありがとうございました!」
「おー、来たか。現役で合格する快挙を見事にやってくれたなぁー! 中学校から海星で本当によく取り組んだ。これでみんなも大いに励みになるよ。本当に良かったおめでとう!」
進路指導部長 浦濱先生(英語科)は、進路指導室に入室してきた彼の顔が見えるなり、両手を彼へ差し向けて近づきガッチリ固い握手をしていました。
「僕は特に塾などに行ったりはしませんでした。学習において最も大切だと思うのは授業をきちんと受け、そして分からないことをそのままにしておかないという事です。分かったつもりでいることも含め、それを放置しない事です。基礎をしっかり理解すると学習が好循環になります。すぐに質問にいける環境だった学校と、最後まで支えてくれた家族には心から感謝しています。」
最後に小村君は、「勉強すればするほど、それは必ず自分に返ってきます!」と、合格の喜びを語ってくれました。
※写真は、合格報告の様子。
■2月10日