鳥のさえずりに目が覚める気持ちがいいお天気が続いています。
明日、5月2日は八十八夜、立春から数えて88日目です。「この時分になると霜が降りなくなり天気も安定します。霜は農家の方々にとって大変気になる天候です。そう言えば、米という漢字は、八十八という漢字を上下組み合わせて完成しますね。」と、今朝方ラジオで耳にしました。
体育祭以来、素晴らしい青空に恵まれ、すでにゴールデンウィークが始まっている方もいらっしゃると思われます。この期間もお天気が続くと良いですね。
今朝の気温は、16℃。長崎港を挟んで、校舎から美しい稲佐山が望めます。
長崎を眺望できる稲佐山は、連休中は多くの観光客皆様で賑わう名所の1つです。旅先で味わう地元飯の味は格別です。
「朝ご飯がとても美味しいです。今日も一日練習を頑張ります!」
大歓声の中、今年も終えた体育祭。
体育祭が終わった当日に船に乗り五島列島へフェリーで移動し、合宿を行った女子バドミントン。
明日火曜日授業が終わると、ゴールデンウィークを活用して遠征・合宿に入る部活動が多い中、一足先に強化合宿。彼女たちも来月開催・長崎県高校総合体育大会を、他部活動同様しっかり見据えています。
今年で男女共学になり12年目を迎えた海星学園。
吹奏楽部や放送部、百人一首部にインターアクト部、JRC部、演劇部。
弓道部、剣道部、卓球部、応援部そして皇后杯長崎県代表としての出場経験もあり活躍著しい女子サッカー部や、高総体優勝実績もある女子硬式テニス部。ラグビー部には長崎県代表で活躍する女子も活動しています。
最近一層期待されている女子バスケットボール。
海星創立122年目に発足して今年で4年目。創部当初は、公式戦ではとても太刀打ちできない試合が続きました。
(※女子バスケ部・2014年11月 新人戦初出場 試合)
それでも先輩方は気持ちを切らさず練習を続けました。
その背中を見続けてきた後輩たち。
最近では県大会でベスト16まで勝ち上がれる結果も出せる力をつけてきました。
かつての『海星ボーイ』と称されていた男子校時代も今や一昔。
近年の海星学園は男子にも増してこの女子パワーが全開しているという事は、今年体育祭での活躍でも、ご周知の通りです。
華やかに活躍する彼女たちは、さながら『海星ガール』と、一昔前だと称されるかもしれません。
体育祭後ただちに女子バドミントン同好会が向かった強化合宿先は、五島列島。
長崎港からフェリーに乗船し移動。
体育館床が自分たちの汗で滑るくらいのお天気にも恵まれ、充実した合宿練習を行ってきました。
「上位を目指すための強化合宿ですが、そのための1つに『しっかり朝食を摂る』ということも、大切な活動の一つです。」
女子バドミントン同好会・山口公三監督は、体育祭で先生自ら真っ黒に日焼けした体育館競技には意外な日焼け顔で、そう教えてくれました。
高総体が始まる来月は、さらに暑くなります。
バドミントン試合会場は、シャトルを使う競技のため空調が入りません。加えて窓も閉め、場合によっては光の関係で遮光カーテンで窓は仕切られます。採光は館内ライトです。
競技者にとって条件は皆同じですが、立夏の季節では汗が玉のように出てくる要因は、この試合会場にもあり対策が必要です。
「朝からしっかり栄養を摂って、動ける元気とスタミナを養います。」
合掌して「いただきます!」と言った後は、しっかり朝食。
家ではおかわりを朝からはしないのに、部活動で合宿・遠征を経験すると朝からしっかり朝食を摂れるようになったという選手も珍しくありません。
いつもより少し早めに起きて、身支度を済ませる事によって朝食は一層美味しく摂れます。ぎりぎりまで寝て、すぐに朝食を食べ急いで登校しようとすると、朝からの食事は中々すすまないものです。
「早めに起きて、しっかり朝食を摂り、一日の活動に備える。」
海星女子は中学・高校ともに学園を牽引している大きなパワー。
現在最後の任期を迎えている生徒会長の活躍や、今月23日・岐阜県で開催された2017年第29回テコンドー選手権大会日本代表選手選考大会で見事優勝を果たした平林霞選手の活躍でも一目瞭然です。
「近年、女子部活躍が一段と成果を上げています。私たち女子バドミントン同好会も1つ1つ階段を上がっていきます。」
学園全体で輝く力は、まさにファミリーの力です。
新入部員も加え一番と活気が増した女子バドミントンの活躍に、今後もどうぞご期待ください!
(※練習試合をしてくださった、五島高校・五島海陽高校・五島南高校の部員皆さんと記念写真)
合宿終了後、帰路五島の海に向かって船上で気合いを入れて声を上げてきました。
「待ってろー!高総体!」
※写真は女子バドミントン同好会・五島合宿の様子。