東京海星会


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毎日、目的地を目指して、時には何も考えず歩みを進める通学路。

目的地と、そこに向かう『私』には変化はありませんが、周囲の情景は季節ごとに変化していきます。

すでに日が昇り明るいとき、まだまだ日の出前の暗いとき、心地よく鼻歌交じりに歩く陽気の日もあれば、ハンカチを取り出し汗を服ながら階段を上る。肩こりが心配になるくらい寒さをしのぐために肩を上げて歩くことも。

今朝の気温は14℃。鼻をすする人を見かける朝です。稲佐山の麓に並ぶタンカーが放つ光が、とてもきれいな朝です。

鶴の港。

この美しい景観とともに学んだ仲間達。

東京海星会

先週土曜日、東京にて今年も『東京海星会』が盛大に開催されました。主催いただいた東京海星会・江頭会長をはじめ、ご参加いただいたOB・OGの皆様、ありがとうございました。

東京海星会、江頭会長の挨拶から会は始まりました。

今年も集まった現在日本の首都・東京で活躍する海星卒業生。

東京の大学に在学中の卒業生も参加し、すでに東京に根を下ろし20年、30年と活躍する時代を超えた母校を同じくする皆さんと対面。125年目の歴史は伊達ではありません。

江頭会長に続き、海星学園・坪光理事長挨拶。

坪高理事長自身も、姉妹校で前任校・明星学園(大阪)だけではなく、暁星学園(東京)にも赴任経験がもちろんあり、懐かしさを感じながら光星学園(北海道)と姉妹校を全国に有するマリア会を代表して、集まった卒業生の皆さんに声をかけました。

東京で開催される同窓会に、近年では若い卒業生、そして女子卒業生も賑やかに顔を合わせ再会を楽しみます。

社会人と活躍する卒業生に、海星同窓会主任・濱崎先生(41回生)も目尻を下げて再会の時間を過ごしました。

「みんな立派に活躍して、今では彼らに教えてもらうことの方が多いですよ。」

ロンドン五輪出場(セーリング競技)の原田選手をはじめ、首都だけにとどまらず、全国で、世界で活躍する卒業生も忙しい時間の中、足を運んで下さいました。

東京大学に在籍する、留学生として海星で学んだ卒業生とも再会。

長崎弁が飛び交う会場。

参加した上智大学に通う卒業生は、会後に濱崎先生に連絡をくれました。

「東京にこんなに海星出身の方々がいるとは思いませんでした。会場には私の祖父母と同じ年齢くらいに見受けられる方から、同じ学年ながら挨拶程度しか交わせなかった同級生まで一堂に会し、言葉にできない元気をいただきました。」

あっという間の再会時間。

日本全国、つながる空の下には、それぞれの場所で活躍する海星ファミリー。同じ通学路を歩き学んだ海星学園での時間。

会えない時間の分だけ、再会した時間が、また私たちの繋がりを強くしてくれました。

※写真は、10月21日(土曜)開催・東京海星会。