風の強い朝です。本校は明日体育祭予行練習を予定しています。
予行練習。
体育祭当日に向けて、競技や応援準備に目を奪われがちでしたが、歓迎遠足時と同様に『生徒会』・『放送部』諸君はその運営準備を入念に行っています。昨日はその打ち合わせの様子を合同教室に見学へ行きました。
生徒会・魚見先生のもと企画・準備・練習がされています。
当日に向け、役割分担の確認、発声練習・・・ たくさんの仲間を効率的に動かし、そして何より練習の成果を存分に発揮してもらうために入念な打ち合わせ。
上級生は今までの経験をもとにお互いにアドバイスをおくりながら、そして壁に向かって原稿を読み始めました。声の抑揚を確認し合ったり、色別団長からのリクエストに応えようとメモをとったり、流す音楽の順番を確認したり。
「これは魚見先生に聞いてみてから。」
「この放送機具関係は、加藤先生に確認をとるのを忘れずに。」
ほう・れん・そうを意識した言葉の掛け合い・・・、さすが上級生!
ひとつの行事では様々な役割が求められ、各自がその責任を毎日コツコツ真面目に果たすことによって、大きなものが形として目の前に現れる。そこには真剣な姿や屈託のない笑顔が広がります。
夏目漱石先生が著書で書かれている言葉。
「真面目になって初めて得られるのは自覚だ。真面目とはね、真剣勝負のことだよ。」