優勝 準優勝 第41回長崎県下女子剣道大会


東山手は雨。傘に落ちる音が柔らかい雨が降っている朝。気温は10℃。

今日から節気は『雨水』です。今朝雨が降っているのはさすがに偶然でしょうが、古来日本になじみある、この二十四節気は季節の緩やかな移ろいの標なのだと思いながら、心地よい雨音とともに通学路を歩いてきました。

『雨水』とは『立春』に続く春の節気名称で、降る雪が雨に変わる頃を指します。

古来は農耕の準備を始める頃。また肌に与える冷たさが和らぎ、草木が芽ぐみ始める時分です。日向を探しながら歩く時間も、まもなく卒業します。

平成30年度 第41回長崎県下女子剣道大会

17日(日曜)、諫早中央体育館で行われた「平成30年度 第41回長崎県下女子剣道大会」にて、高校個人優勝・中学個人準優勝の快挙。部員全員で、その喜びを分かち合いました。

第41回長崎県下女子剣道大会

■高校の部
優 勝  峰選手
■中学の部
準優勝  長谷川選手

41回を数える歴史ある大会での快挙。顧問・鶴羽先生からこの快挙を聞き、女子顧問・古瀬先生から授与風景写真協力をしてもらい、高校顧問 阿部先生を通じて昨日昼休み、話を聞くことが出来ました。

と、ここでアクシデント。

外に出ると同時に、ゴーッ!と突風が吹き、徽章が外れてしまいました。

ササッと結び直す先輩。慌てず動じず笑顔で迅速に立て直し、話を聞くことが出来ました。

彼女たちとは初対面だったのですが、大人同士でも初対面でアクシデントがあると中々平常心を保つことは簡単ではありません。

笑顔を絶やさずアクシデントに即座に対応し、「すみませんでした。」と、ニコッと笑顔で体勢を整える二人に、精神的な強さを垣間見た気がしました。

数あるスポーツで、どうして剣道を選び励んでいるのか聞くと

「どの競技も大変魅力的ですが、私には礼儀作法がそのまま反映される剣道がとても魅力的で、日々練習に励んでいます。」

「小学校1年生から剣道をしています。無心で相手と向き合い、また互いの技を読み合って手を打ち動き出す瞬間が大好きです。」と、自らが日々励む競技の魅力を語ってくれました。

今年度から、再び活躍著しい剣道部。

全選手皆さんと話を聞く機会を得た時に感じるのは、ひとつひとつの達成感を得たときの顔は本当に輝いています。そして必ず耳にする「仲間と支えてくれている皆さんのお陰です。」という言葉に重さと尊さを感じずにはいられません。

剣道部、ますますの活躍にどうぞご期待下さい。

 

※写真は、女子剣道部。

第6回定期演奏会

◇場所 長崎市民会館 文化ホール
◇時間 3月21日(木曜・祝)13時00分開場:13時30分開演