路面には雨が残っていますが、空には星が見えます。日の出時刻も午前6時台になり、目に見えて春真っ盛りを体感。
現在節気は「雨水」ですが、それも間もなく終わり水曜からは「啓蟄(けいちつ)」を迎えます。草木の息吹を感じ、春の陽気に土の中の虫が動き出す3月初旬。昨日は五節句のひとつ『上巳』こと桃の節句でした。
明日から高校2年生は修学旅行に出発します。「一雨毎に春になる」とは、まさに今。今朝の気温は9℃です。
第71回高校卒業証書授与式
週末各クラブ活動は、公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チーム・関係者の皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたかいご声援ありがとうございます。
先週金曜日、久しぶりに学園体育館で挙行となった卒業証書授与式を本校は終えました。
来賓皆様や在校生に見送られた卒業式。
多くの人が71回生の門出に言葉を送りました。
また送辞、答辞はともに心に響く素晴らしいものでした。
私は、上級生になるにつれて、部活動と普段の生活を結びつけて行動する機会が多くなりました。体育祭や文化祭名などの学校行事でも、部活動生としての使命感を持って海星に貢献しようと、微力ながら努力しました。
ー在校生に向けた71回生答辞をご紹介させていただきます。
行事だけでなく、普段の授業態度や挨拶、掃除を徹底して行こうと、学校外での活動、例えば通学時のマナー、落ちているゴミを拾うこと、笑顔で地域の方々と会話することなど「人として当たり前にやらなければならないことを当たり前にできる」ようにつとめました。
これらのことは、私自身の目標である甲子園に出場して日本一になるためです。
当たり前のことを当たり前にやっても勝てるかわからない世界で、当たり前のことを当たり前に出来ず勝てるわけがありません。
プレーは「人間性がにじみでる」「最後は人間力の勝負」と恩師に教えられ続けた三年間。そのため私自身、主将を務めるうえで、グラウンドに立つ行動を意識してきました。実際私は、普段の生活に隙がある人間は、プレーにも隙があることを日々、目の当たりにしきました。一度ではなく何度もです。
強い集団、強いチームは、普段の生活に隙がなく、人としての成長がプレーの成長と比例することを知っています。
強豪と言われるチームには、だらしない挨拶や整理整頓ができていない部室、グラウンドに美しくトンボがかかっていないチームなどないのです。
「自分に期待されている事だけをするのではなく、それにそれ以上のことを普段の生活からする。」
日本一を目指す私達のとっては、それが目標に達するための最善最良の命題だと自覚しました。失敗しても、上手くいかなくても、粘り強く続ける。また上手くいった後も成功に酔いしれることなく、更に目標を高く掲げ続けました。
私は後輩の皆さんに伝えたいです。
「日本一の学校をつくりましょう!」
部活動だけに限らず、自分にしかない日本一を一人ひとりが持ち続ければ、それは可能になると思います。
その高みに達するのに必要な方法を確立し、粘り強く挑戦し続けましょう。挑戦しなければ大きな目標を叶えることができません。私達は海星学園で得た経験が、次の大きな目標を叶えるための最高の肥やしであったという未来の道を今日から歩み出します。(答辞・一部抜粋)
71回生皆さんは、大きなメッセージを与えてくれ巣立ちました。
式後の各HRは、笑顔に涙に互いの巣立ちを喜びました。
ご卒業おめでとうございます。
※写真は、卒業証書授与式の様子。
第6回定期演奏会
◇場所 長崎市民会館 文化ホール
◇時間 3月21日(木曜・祝)13時00分開場:13時30分開演
第12回テコンドー全日本選手権大会 女子57kg級優勝 平林霞さん
◇スポ魂ながさき:ncc 放送予定
◇げなパネ:NBC 放送予定