晴れの朝を待ちわびていたのは私だけではありませんでした。
今朝学園に向かう通学路、地域の沢山の方々が気持ちよく散歩を楽しんでいらっしゃいました。「おはようございます。」と、挨拶を交わさせていただく方の中には初めて挨拶を交わさせていただく方も数名いらっしゃったほどです。
そのうちの一人、年配の女性とは挨拶の後に「やっと晴れましたね。」と、話かけさせていただくと「本当良かったです。洗濯物もですけど、こうやって朝歩くとは気持ちのよかですもんねー。」と、目尻の下がった笑顔でお返事をいただきました。
朝日に照らされた稲佐山が職員室の窓から見えます。グラバー園も、女神大橋も、青空の色を前面に受けた長崎港の海も。
分散登校続く
明日から高校3年生は第1回定期考査です。授業を終えると、自学に励む高校3年生の姿が放課後見かけられます。終礼後、さっと帰路につき家庭学習に励もうとする3年生もいます。先陣を切る就職試験は例年通りだと9月中旬に解禁。時間はどんどん過ぎていきます。
昨日の分散登校、高校は2年生が登校日でした。特別日課で七時間の授業を終えクラブ活動を見学に校内をまわりました。体育館では、全体練習前の男子バスケットボール部2年生が、それぞれアップをしていました。
体育館に響き渡る音。窓が開いているので雨だった昨日は湿度が風とともに吹き抜けていき心地よく感じられました。
管理棟周辺には整然と置かれたテニスバッグとともに女子硬式テニス部2年生が集まっていました。
「こんにちは。どうしましたか?」と、声を掛けました。マスク越しに全員で「こんにちは。」と挨拶をいただいた後「今日は雨で屋外練習がなくなってしまいました。」と、教えてくれました。
少々元気がありません。練習がなくなり、とても残念そうでした。
2006(平成18)年、本校が男女共学になり女子硬式テニス部は2010(平成22年)年には早速・県高総体初優勝。その後も男子硬式テニス部に肉薄する成績を公式戦でおさめ続けています。
通常話しかけるとほとんどの皆さんが元気に挨拶を返してくれますが、その後話しかけると「会話が続かない」ということも珍しくありません。あんなに元気に挨拶をくれたのに話しかけると急に元気がなくなったり、顔を背けたりするのは彼ら彼女らにとって想定外の対応であったり恥ずかしかったりするのでしょう。
しかし、昨日の女子硬式テニス部の皆さんや取材する本校クラブ活動生皆さんは、挨拶の後明るく笑顔で話をしてくれます。
ちなみに昨日は「今撮っていただいた写真、元気がなかったので先生もう1枚おねがいします!」と、ポーズを決めてくれました。
突然声を掛けたにもかかわらず、気持ちの良い対応をどうもありがとうございました。
「ハイ、ポーズ。」
※写真は昨日の様子。
5月19日
校長 武川 眞一郎
おはようございます。今朝の気温は16度 晴れです。
爽やかな朝を迎えました。天気が良いと自然に「今日も頑張ろう」という気持ちが倍増して湧いてきます。
テレビ報道では緊急事態宣言都市が8都道府県残っていますが「そのうち5府県ほどは解除になるかもしれない。」との報道がありました。その反面感染症専門家のお話しでは、第3波、第4波が必ず来る可能性があるということです。日常を取り戻す必要はありますが、これからの社会はコロナ発生前とは違う社会になることが必定でしょう。毎日の検温、マスク着用での外出。手洗いの励行などなど少しづつできることから変えていきましょう。「変えなければならない」と意識すると自然と変わると思います。
学園では、「3つの密」を避けるため生徒間では1M以上の間隔を設けて席を配置し、生徒数に対して間隔が取れない場合などは教室を変更して対応してまいります。また、授業の間の休み時間はこれまでの10分間から15分間に延長し、手洗いや机の盤面の滅菌などの作業をしていこうと考えています。完全終息がいつになるのかわからない状態での授業再開であることをご理解いただいきたいと思っています
社会も頑張っています。君たちもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。