分散形式で実施した始業式。第2学期が始まりました。早朝の登校で汗ばむ季節が続いていますが、先週からは朝空に明るいお月様が残るようになってきました。
秋の気配。今朝は真上に半月が輝いている通学路。
節気は『処暑』、ようやく暑さが収まり始めるころです。この頃は「万物があらたまる時期」とされています。気持ちも新たに迎える新学期。もうすぐすると本格的な秋の装い、衣替えとともに一層季節が深まっていきます。
2学期開始
先週金曜日に始業を迎え始まった第2学期。各HRで放送による式でした。
全員そろって教室で顔を合わせるのは久しぶりのHR。始業式は午前午後に分かれて実施。中学校も中学校舎と高校校舎に分かれて登校し、式に臨みました。
式後は、学期・新HR委員選出などを行いました。
中学生や高校1,2年生は久しぶりに登校する皆もいた始業式ですが、夏休み期間中に受験に向けて教室に足を運んでいたのは高校三年生。
中でも最も早い進路試験を控える就職試験組の面々は、よく取り組んでいました。
民間企業、公務員とその就職進路先も多様です。9月に入ると民間企業は出願が始まります。
履歴書や面接試験、一般常識試験などへの取り組み、対策に励む姿が見られました。本校はお陰様で民間企業就職は、近年内定100%をいただいています。また公務員への合格もおかげさまで好調です。
就職試験が終わると、大学推薦入試がまずは始まります。高校3年生各教室や進路指導室では、ICTを活用した対策授業が始業式前の期間におこなわれていました。
オンラインで、こちらから音声を通じての解説。
画面を共有し、生徒の皆さんに声かけをしながら添削指導。
理数系科目ばかりではなく、地歴公民の添削授業、模試対策もおこなわれていました。
授業を行ったうちの一人、高瀬先生は
「このような状況下ででも生徒の皆さんとつながりを持って授業できるので、大変ありがたいです。手元にある端末に添削が入るので、お互い臨場感があります。」
ICTソフトを活用し、Zoomで各教科それぞれ授業を進めました。
夏休みの余韻に浸りたいところでもありますが、受験に向けて新学期は気持ちを切り替える大変良い機会です。
教職員も白石ICT部長(有資格者)による研修を受講。
この日の講義は、音声を活用した一斉オンライン添削授業と解説しながらタブレット上で授業を進めた動画を保存しネットにあげる講義授業の作成方法を学びました。
始業式後もしばらくは分散登校が続きますが、できることに皆でしっかり取り組んでいきましょう。
※写真は先週の様子。