終業式まで残すところあと一週間となりました。
本日から本校は三者面談期間です。保護者の皆様におかれましては、ご多忙中にもかかわらず、お越しいただきありがとうございます。日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
今朝の気温は27℃、二十四節気「小暑」を過ぎ、明日23日(土曜)からは「大暑」を迎えます。一年で最も暑さを感じるといわれる時節です。
また、23日(土曜)は「土用の丑の日」でもあります。古来から「う」のつく食べ物を食べると夏負けしないと言われる一日。「うなぎ」「うどん」「梅干し」「瓜」…しっかり体力をつけて暑い夏を乗り越えましょう。
全国への祝福式
7月20日(水曜)、全国大会に出場する部活動を対象にマリアン聖堂にて「メダイ授与式」を行いました。
運動部からは「男女硬式テニス部」「中学弓道部」、文化部からは「百人一首部」「美術部」の皆さんが全国の大舞台へ踏み出していきます。
「こんなにも多くの部活動を祝福することができて大変喜ばしいです。日頃の鍛錬を十分に活かし、全国大会での活躍を祈念します。」
司式をつとめた理事長が選手を激励しました。各部活動の全国での活躍にどうぞご期待下さい。応援をよろしくお願いいたします。
令和4年度 全国高等学校総合体育大会
□硬式テニス部
日時:7月28日(木曜)~8月3日(水曜)
場所:高知県立春野総合運動公園/高知市東部総合運動場(高知県)
第46回 全国高等学校総合文化祭
□百人一首部
日時:7月31日(日曜)~8月2日(火曜)
場所:墨田区総合体育館(東京都)
□美術部
日時:7月31日(日曜)~8月4日(木曜)
場所:東京都美術館
第44回 全国高等学校かるた選手権大会
□百人一首部
日時:7月22日(金曜)~24日(日曜)
場所:近江神宮(滋賀県)
第19回全国中学生弓道大会
□弓道部
日時:8月8日(月曜)9日(火曜)
場所:ドルフィンズアリーナ愛知県体育館(愛知県)
さて、本日はその中でも文化部の皆さんの紹介をいたします。運動部の皆さんの紹介は来週の海星ブログにて行う予定です。是非ご覧下さい。
「江戸の街 光織りなす 文化の花」
「江戸の街 光織りなす 文化の花」は、今年東京で開かれる「とうきょう総文2022」の大会テーマです。
本校からは美術部と百人一首部の皆さんが出場します。部門ごとに、都民の鳥「ユリカモメ」をモチーフとした「ゆりーと」が、マスコットキャラクターとして活躍します。
全国大会本番に向けて準備中の部員のみなさんにインタビューを行いました。
「『とうきょう総文』に出品した作品は昨年作成したものです。実は来年の総文祭に向けて、すでに作品を書き始めています。」
まずは見事総文祭に出場することになった美術部の玉井君に話を聞きました。
「多くの展示から学び、今取り組んでいる制作活動に活かしたいと思っています。全国から集まってくる作品を鑑賞できるので、今からワクワクしています。また、私はゴッホの作品が好きです。特に『星月夜』に描かれている糸杉のタッチが好きなので、全国の美術部員と好きな作品についての話をしてみたいです。」
百人一首部は去年に続いての快挙です。滋賀県の近江神宮で行われる「第44回 全国高等学校かるた選手権大会」と「とうきょう総文2022」の2大会に出場します。
大会への抱負を聞くと「記憶に残る試合をしてきます!」と力強い一言。
答えてくれた男子部員に重ねて「好きな歌は何ですか」と聞くと、「『天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも(阿倍仲麻呂)』の歌が好きです」と答えてくれました。
遣唐使として派遣された仲麻呂が日本に帰国する際に詠んだ歌です。
詠まれた当時、中国から日本へ船で渡るということは命がけのことでした。日本に戻れる期待半分、不安半分。煌々と照る月に故郷の月を重ね、一歩を踏み出そうとした彼の気持ちは全国という舞台に出場する選手の皆さんの気持ちに少し似ているのかもしれません。
大会テーマにある「光」という言葉。
全国や世界に点在する秘めた光(一人一人の高校生) が集い、この大会を通して、伝統に学び、新たな芸術文化を創り、東京から全国や世界に向けて輝きを放ち、人々を繋げていくというメッセージを持っています。
約20競技にも及ぶ大舞台に出場する全国の選手の皆さんの健闘を祈ります。本校「美術部」「百人一首部」の皆さんの活躍にも是非ご注目ください。
※写真はメダイ授与式と文化部の皆さんの様子(撮影のために一部マスクを外した写真がございます。ご了承ください。)