生徒指導講話~スマホ・ケータイ安全教室


 

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今朝の気温は13℃。来週22日(火曜)から定期考査一週間前となります。テスト勉強や先生方への質問のために、職員室前の学習ブースには多くの生徒が集まっています。

 

生徒指導講話~SNS上で被害者・加害者にならないためには

11月14日(月曜)、全校生徒を対象に生徒指導講話を行いました。毎年、この時期に行っているメディアに関する講演ですが、今回はオンラインによる受講となり、NTTドコモの松本様にお話しいただきました。

 

 

情報モラルから逸脱した事例を起こさぬよう日頃から啓発していく必要があると考えているNTTドコモが、スマートフォンの普及拡大に伴って生じる新たな課題やトラブルに対処する内容を「スマホ・ケータイ安全教室」として、全国で開催しています。

 

再現ドラマとして使われる「映像教材」を視聴後、手元に用意されたワークシートに、気づきや感想をメモします。今回は、その取り組みの様子を講演者の方にも見ていただき、受講生徒が感想を発表するという双方向の講義スタイルで実施されました。

 

 

スマートフォンのトラブルを防ぐためにどうしたらよいのか、今回のテーマである①「被害者にならないために」②「加害者にならないために」の2点について詳しく説明していただきました。

 

クラスで話し合う時間も設けられ、代表の生徒が、ドラマの主人公の今後について起こりうるトラブルを発表し、スマホの使用法や危険性について意見を共有しました。

 

 

さらに、実際に起きたSNSに関するトラブルの例が紹介されると、聴講している生徒たちからため息が漏れました。

 

「歩きながら」「自転車に乗りながら」などの「ながらスマホ」は危険であると同時に、他人にも迷惑をかける例や、SNS上ではありふれた身近な表現として定着した「バズる」や「炎上」という言葉の違いに触れ、不特定多数が利用するSNSの空間では、何気なく投稿した内容が大きなトラブルを引き起こすこともあるという話も紹介されました。

 

 

 

誰もが巻き込まれ得る身近なトラブルについて気づくことで、安全な使用方法についての理解が深まった今回の講話。

SNSを利用している以上は、誰もが加害者にも被害者にもなりえます。日頃からの情報発信の内容や表現に注意が必要とともに、自らの判断でリスク回避する能力を身につけていってほしいものです。

 

※写真は、生徒指導講話受講の様子。