□男子・女子硬式テニス競技 H23 高総体 男子・女子団体・優勝
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年度最終の定期考査が昨日終わりました。節目の定期考査、生徒諸君は実力を充分発揮したことと思います。昨日は朝からの小雨から一転、午後からは春の兆しを感じるあたたかさと青空が広がりました。
清掃活動・終礼をすませると、各クラブ活動生徒諸君は、それぞれの練習着に早速着替え、おのおののフィールドに勇んで走りまします。校舎正面玄関を歩いていると、男女硬式テニス部諸君が、監督・東口嵩先生の車に練習用具をちょうど積み込んでいるところでした。
開会式3月21日・福岡で開催される第34回全国テニス選抜大会に出場を決めている本校テニス部。ご存じの通り今年度・長崎県高総体で男女優勝を果たしてるクラブです。
荷物の積み込みが終わると、バスで練習場に移動です。
部員の皆さんに聞くと、今日は『かきどまり庭球場』 で練習とのことでしたので、見学に行きました。
庭球場に着くと、東口嵩先生を中心に円陣が組まれ定期考査後しばらくぶりの練習についての簡単なミーティングがおこなわれていました。その光景。本校テニス部選手の多さにあらためて圧倒され、またその道具の数、整然と整頓されて置かれていた光景を見て、テニスを通じて様々な事を学んでいる部員諸君を垣間見ました。
それぞれ2本準備されているテニスラケット。練習開始前に道具を眺めていると、ほとんどのグリップエンドが痛んでいるとこに気がつきました。
「練習中何が起こるかわからないので、ラケットは2本準備しています。」
部員の一人が、用具を見ていると合間の時間に声をかけてくれました。
「遠心力を使ってラケットを振るので、グリップエンドから痛んでくるんですよ。人差し指は添えるだけなので、小指側…つまりグリップエンドから痛んでくるわけです。そういう事も頭に入れて、用具は手入れしていますよ。」 続けて、東口先生がそう教えてくれました。
テニスが好き。本当に好き。
テニスを通じて、部員のみんなが多くの事を学び、発揮する。毎日の練習で発揮していきます。来月、学んだことを発揮する場所は、全国大会という場所です。
『学びは自分の中で完結するものではない。学んだことを発揮する場所を得て、学びは完結します。』
大好きなテニスを通じて、君たちは実に多くの学んでいます。その姿はとても美しいです。
テニスに懸ける熱意。その光景に、ただただカメラを向けることしか、為す術はありませんでした。
東口亨先生・東口嵩先生が、今日は多くの練習コートがとれたという『かきどまり庭球場』を足繁くまわり、選手は黙々と久しぶりの大好きなテニスに向き合っていました。
一人一人の自覚なくして、全体の自覚は求められません。
『勝ち続けることの厳しさ』と同時に、『正しく努力することによって勝つチャンスは増えていく』ということを教えられました。
「一球に」 「仲間や先生方の一声に」、懸命に集中している硬式テニス部の皆さん。ご協力有り難うございました!
全国選抜大会での活躍を、期待しています!
※写真は、昨日の練習風景。