みなさんこんにちは、海星高校広報室です。
普段は海星の魅力をより多くの人に伝えるため、インスタグラムやYouTubeチャンネルなどのSNSを利用して広報活動を行っています。
※インスタグラムでは学校の様子を随時アップしています!
※いよいよ今週は体育祭ですね。団長さんを中心に頑張っていきましょう!
よろしくお願いします。
命の講話
先週の金曜日に、令和7年度「命の講話」が実施されました。
今回の講話では、前長崎市長の田上富久さんをお招きし、中高生で将来について悩みや不安を抱える生徒に向けて、お話をいただきました。
講話のテーマは、『自分のエンジンで生きる』。
田上さんは五島出身で、高校時代は長崎市内で下宿生活をしながら学生時代を送ります。
その後、福岡の大学に進学した際、自分がやりたいことがわからなくなり、将来に対して漠然とした不安に襲われたそうです。
田上さんはそこから、何をきっかけにやりたいことを探していったのか。
講話の途中で紹介された歌が、アンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓十五の君へ~」です。
ステージに合唱部を招き、歌詞を見ながら、会場全員で歌に込められたメッセージに思いを巡らせます。
大学時代、田上さんは悩んだ末、自転車で旅行に行くことに決めたそうです。
その行先は、なんと北海道。
福岡から北海道までの道中で、様々な人との出会いがあり、その中でたくさんの人に助けられたとのことでした。
「自転車旅行をするまでは、自分のエンジンが動いていなかったんです。エンジンがあることに気づいていませんでした。」
「いつまでもグライダーで滑空していてはいけません。エンジンが搭載された飛行機にならないといけない。みなさんにはこれからいろいろな体験をしてほしいのですが、『自分で決めて自分でやった』という経験こそが、『エンジンを動かす』ことなのだと思います。」
最後に生徒に対して贈られたメッセージ。
講話終了後、生徒会長の江頭さんからお礼の言葉が述べられました。
また講話後、放送部の生徒からの取材にも快く対応していただきました。
答えがある問題を解くことも大事ですが、『自分で決めて自分でやる』という経験はもっと大事なことだと、田上さんはおっしゃいました。
生徒のみなさんには、これからたくさんの悩みや困難が待ち受けているかもしれません。
その時には、今回の田上さんの話を思い出してほしいと思います。
田上さん、ご講演いただきありがとうございました。
それでは、今日はこの辺で失礼します。