今朝の気温は12℃。肌寒い朝に上着を手放せない感じですが、日中には21℃まで気温が上がる予報。春の名残と、初夏の訪れが交差するような空気が漂っています。
4月25日(金曜)に開催された体育祭には、多くの保護者の皆さまにご来場いただきました。温かい拍手と声援が生徒たちの背中を押し、最高のパフォーマンスにつながりました。ご協力に、心より感謝申し上げます。
(※「再輝至難」のテーマのもと迫力ある応援合戦を繰り広げた「赤」・「青」・「緑」の応援団の一コマ)
夏の入り口へ
暮春の候、薫風のみぎり、万緑の候――
言葉の響きに誘われるように、季節は静かに春から初夏へと歩みを進めています。
体育祭一色の4月でしたが、校内では4月を彩るさまざまな出来事は他にもありました。
第1回専門委員会、開かる
この日は、美化委員会にお邪魔しました。旧専門委員を務めた3年生から次年度へのアドバイスが行われた後、新しく選ばれた美化委員たちは、設置されたばかりの清掃用具保管スペースを仲間に紹介し、清掃活動への協力を呼びかけています。
踊り場付近(階段)には、今年から清掃用具を収納する場所が設けられ、ご覧の通り。
目立つ埃があれば、その場ですぐ清掃できます!終わったら、もとの収納場所へ戻してください。
トイレ入口の化粧台の水回りもすぐ拭き取れるようにスポンジと雑巾が。次の人が気持ちよく使えるように拭いておくのも、自分たちでできますね。
ほっと一息、ランチタイム
新生活に慣れてきた1年生。フェンスに絡んで今年もたくさんの花を咲かせた黄モッコウバラを背に、外の空気を吸いながら昼食をとる姿も。陽の光の中、おしゃべりに華を咲かせるその様子は、春の日常のひとコマとして、とても印象的でした。
卒業アルバム冬服ver.撮影
この時期恒例となっているのが、卒業アルバムの「冬服バージョン」撮影。屋上では、長崎港を一望できる絶景を背景に、マリア像と青空に見守られながら撮影が行われました。加えて、人工芝のグラウンドでもドローンによる空撮が行われ、クラスごとの文字フォーメーションが、カメラファインダーの中で見事に“映える”一枚となりました。卒業へと向かう3年生たちの、今しかない表情が記録された瞬間です。
さて、今日のタイトル「草いきれ」は晩夏の季語です。29日(火曜・祝日)も良いお天気に恵まれました。
4月が静かに幕を下ろし、明日からはいよいよ5月。連休明けには定期考査も控え、そろそろ学習面にも気を引き締めたい時期です。
祝日(昭和の日)に外を歩いていたときのこと。ふと立ち止まった草むらから、むっと立ちのぼるような熱気…鼻先をかすめたのは、今年初めて感じた「草いきれ」の匂いでした。まだ晩夏にはほど遠いのですが、太陽をいっぱいに浴びた草の香りに、たしかに“夏の入口”を感じたひとときでした。
週末にかけては晴れマークが続き、気温も高めの予報。季節のうつろいを肌で感じながら、校内では、生徒たちがそれぞれの活動へと力強く動き出していくことでしょう!
※写真は、4月トピックス関連のもの