しっとりと、実りのはじまり


梅雨入りした長崎では、昨日から線状降水帯による大雨が予報・報道され、朝から激しい雨に見舞われました。そんな中、スクールバスから降りてきた生徒たちを、溝上校長先生が傘を差して出迎えます。制服の袖を濡らしながらも一生懸命登校する姿が見られました。

しかし、今後さらに雨脚が強まる予報を受け、安全を最優先に考え、昨日は午後から臨時下校といたしました。制服が乾く間もなく、体操服のまま下校する生徒の姿もありましたが、それぞれが落ち着いて対応する様子が印象的でした。ご家庭でも急な予定変更等ご対応いただき、ありがとうございました。引き続き、安全には十分配慮しながら学校運営を進めてまいります。

 

 

 

日の出時刻5:12。鳥のさえずりも聞こえる中、細い雨が降り続ける今朝の気温は19℃。

本日は「入梅」。梅の実が熟して黄色く色づく頃に、雨季に入ることから「入梅」とされ、日本独自の暦である雑節のひとつです。

雨音に包まれる日々がしばらく続きそうです。我が家でも、ほんのり熟れ始めた梅を手に取りながら、今年も夏の手仕事「梅仕事」の季節が来たことを感じています。静かな雨の時間に、季節を受けとる楽しみがありますね。

 

 

そしてもうひとつ、うれしい話題をお届けします。6月6日に行われた高総体表彰につづき文化部の県大会結果報告です。

(季節は夏へ-夏服姿の朝礼風景)

(硬式テニス部男子)

(弓道部男子)

(弓道部女子)

 

6月8日(日曜)、放送部が番組部門で優秀賞を受賞。昨年は一歩及ばずで逃しましたが、今年も創作ラジオドラマ部門枠に挑み、全国大会への切符を手にすることができました。

オリジナル脚本で臨み、台本が形になったのは作品アップロード(今年からの試み)4日前。朝からシーンごとに収録をして創り上げていきました。

(朝のHR時に行う主の祈りを唱えて収録へ)

(初めて参加する1年生もシナリオチェックに余念がありません)

(自動販売機で購入した炭酸飲料プルタブを開ける音をSEとして収音。最善の音を探してワンテイクで録音終了)

(出来上がったラジオドラマの音の波形を見ながら、録音レベルの調整を行います)

(東彼杵町総合会館で行われた大会:こちらはテレビ番組部門研修会の模様。制作者に質問をする1年部員)

 

 

放送部にとって全国の舞台は、まだまだ高い壁。しかし、放送部部長の潟くんは「聞き手の心に残る作品にブラッシュアップして臨みたい」と語ってくれました。そのまっすぐなまなざしに、挑戦を楽しむ気持ちと仲間への信頼が感じられました。

 

運動部・文化部ともに夏の大会へ挑みます。応援よろしくお願いいたします。

 

※写真は臨時下校の様子と高総体表彰風景、放送部活動の様子。