(下校時の風景)
夏の始まりを実感する節目、「半夏生」は昨日でした。そしてまだ6月が終わらないうちに記録的な梅雨明けとなり、季節が前のめりで進んでいるようです。今朝の気温は25℃。日中は32℃まで上がる予報。暑さとの闘いが本格化する前に体調管理の準備も万全にしておきたいところです。
さて、定期考査も終わり、いよいよ進路に向けての動きが本格化しています。昨日は「自衛隊説明会」を本校で開きました。大学・大学校および専門学校説明会(第1弾)も今週で一区切りとなります。校内説明会に参加する魅力の1つは、ネットでは見つけにくい「とっておきの情報」を入試担当課の方から直接聴くことができることです。生徒の皆さんも積極的に参加してみてください。(BLEND配信の進学情報も要チェックです!)
進路の選択肢はさまざまです。自分の未来と向き合う夏が、いよいよ始まります。
〝ピッチで鍛えた、折れない心〟〝ゴールは、誰かを守る場所へ〟
「安全」は、誰かが支えてくれているからこそ成り立つ。
そんな思いを胸に刻む「国民安全の日(7月1日)」である昨日、本校では自衛隊説明会が行われました。
国を守るという大きな使命を担う自衛官の役割ややりがいについて、生徒は真剣なまなざしで耳を傾けていました。
今回、長崎地方協力本部より自衛官募集担当の方にご来校いただき、希望生徒を対象に説明していただきました。関係者の皆様におかれましては、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
すでに第1回説明会は終わり第2回目の説明会には女子生徒2人の姿が。
(担当者様から「卒業生の方も頑張っていますよ」と入校生徒の紹介も)
陸・海・空それぞれの自衛隊の役割や任務、組織の違いに加え、災害派遣や国際協力など、多岐にわたる活動についても、今年も大変丁寧にご説明いただきました。
特に印象的だったのは、参加した女子生徒2名のために、後半の時間を使って丁寧に話をしてくださった場面です。
「なぜ、国防に関心を持ったのか」「自衛官を目指すうえで、日々どんなことを心がけているのか」──そんな問いに、2人の生徒は自分の言葉でしっかりと答えていました。
説明会後に改めて、この仕事を志望するにあたり心がけていることを尋ねました。
生徒の一人は、「ネガティブに考えすぎる自分を変えたい」と話し、日々“ポジティブな思考”を意識して、メンタルを鍛える努力をしているとのこと。
もう一人の生徒は、「何事にも全力で取り組む姿勢が大切」と語り、自衛官として働く父の姿を間近で見てきた経験から、そのエネルギーや使命感に強く心を動かされたと話してくれました。
将来、自衛官を志す生徒にとって、自らの進路をより具体的に描く貴重な時間となりました。
国民の安全・安心を支える存在を目指して、今日も生徒たちは一歩一歩、前に進んでいます。
※写真は自衛隊説明会の様子