“伝える”に挑む


開催報告と御礼

令和7年度 第54回長崎県私学教育研修会(11/18)を本校にて開催いたしました。

今年度の研究目標である「私学における数学教育」のもと、本校教員による研究授業ならびに、他校の先生方による実践報告を実施いたしました。昨日の私学教育研修会【数学部会】にご参加いただきました先生方に、心より御礼申し上げます。皆さまから頂戴した多くの示唆は、今後の授業改善へと確実に生かしてまいります。

※写真は、研究授業前の準備風景です。

 

第4回定期考査一週間前に入りました

11月19日(水曜)、今朝の気温は8℃。肩からぞくっとする寒さです。

昨日の終礼で「今季一番の寒気が流れるため防寒対策を」とアナウンスしたこともあり、今朝はマフラーを身につけて登校する生徒もちらほら。

校舎内では、昨日から定期考査一週間前に入り、寒さの中でも学びに向かう姿が見られます。

そんな「学びに向かう熱意」は、先週行われたライブラリーフェスタの会場にも広がっていました。

 

本とつないだhistory これから始めるstory

先週13日(木曜)、佐世保市体育文化会館コミュニティーセンターホールにて、今年度の「第22回ライブラリーフェスティバル県大会」が開催されました。

 

長崎県高文連図書専門部は、県内高校の図書部・図書委員会を中心に活動しており、本と人をつなぐ ことをテーマに、POPコンクール、図書館広報紙コンクール、ビブリオバトルなど、さまざまな読書活動を展開しています。平成17年度の発足以来、読書を通じて人と人が出会い、語り合う場づくりを続けてきました。

今年の大会には、県内25校から180名を超える参加があり、32名の生徒実行委員が中心となって準備を進めてきました。学びの多い、温かな大会となりました。

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今回、本校からは図書委員の1年生、古賀さんが参加しました。

古賀さんが体験した分科会では、「POPづくりに挑戦」 がテーマ。お気に入りの絵本をもとに、自分だけのPOP制作に取り組みました。

他校生徒のPOPは、大胆な構図とメッセージ性が印象的で、「思わず本を手に取りたくなる」魅力にあふれていたそうです。

 

古賀さん自身は “短めのPOP” を好むとのこと。

理由を尋ねると「続きが気になって、つい手に取ってしまうからです」と、読者目線の視点を語ってくれました。

 

続いて参加したのは ビブリオバトル予選。

ビブリオバトルBibliobattle)とは、2007年に京都大学から広まった読書会のこと。「ビブリオ(書籍)」+「バトル(戦い)」の名のとおり、参加者はそれぞれ自分が推薦する本を公式ルールのもとにプレゼンテーション形式で紹介し、参加者に「もっとも読みたくなった本」となるように競い合う方式を特徴とする。(Wikipediaから引用)

 

5分間のプレゼン後には、「読み終えるまでどれくらいかかる?」「ホラー寄り?それともミステリー?」など、他校生から多くの質問が寄せられ、異なる視点に触れる楽しさを実感したようです。

交流会ではクイズに挑戦。

熱く語り合う他校生の雰囲気に圧倒されつつも「みなさんの“本への思い”がすごくて刺激になった」と古賀さん。

「次年度はもっと準備して、もっと本の魅力を伝えたい」と、早くも来年への意気込みを話してくれました。

 

読書は、ひとりで楽しむ世界でありながら、誰かと語り合うことでさらに広がる世界でもあります。

古賀さんの挑戦をこれからも応援していきます。

※写真は、第22回ライブラリーフェスタ県大会に参加した生徒の様子

【お知らせ】

11月23日(日曜)13:30より、「全国大学ビブリオバトル2025 in ながさきピース文化祭」(第40回国民文化祭・第25回全国障害者芸術・文化祭)が生中継されます。読書や本の魅力に触れられる機会ですので、ぜひご視聴ください。

ながさきピース文化祭の総合開・閉会式の演出も務める、本校卒業生の脚本家・映画監督の金沢知樹さんもゲストで出演します。➡告知ポスターはコチラから