■今週 11月23日(土曜)は第6回・海ゼミサタデーが実施されます。
昨日からの雨が残っています。道にできた所々の水たまりが、冬の空を鏡のように映し出している朝です。寒い朝ですが、あたたかいお味噌汁の香りにひかれて目覚めることができたという方もいらっしゃることでしょう。そのお味噌汁の具材には季節を感じることができる食材が、朝からまた私たちを楽しませてくれます。
冬の季語に大根があります。
真っ白い大根。おでん、風呂吹き、おろし大根、沢庵。春の七草では大根は清白(すずしろ)と優雅な呼び名も持っています。
それ自体でも美味しいですが、合わせたところでは鰤大根(ぶり)。お互いが主張しながら、お互いの素材の美味しさを際立たせる冬の絶品料理です。
徒然草六十八段には、大根を万事に良く効く薬と信じて毎朝二つ焼いて長年食べ続けた人が、大根の化身に助けられるお話があります。兼好法師は、それを 『信心を遂げると与えられる功徳』 とあらわしています。
熱戦が繰り広げられた硬式テニス・九州選抜大会。結果は、男子硬式テニス部が団体戦・九州 第三位となり、二月の全国委員会の選考を待ちます。その結果を受け三月開催・全国選抜大会に出場となります。
熱戦を終えた二年生・上杉選手、そして高校での現役を終え立命館大学への進学をすでに決めた三年生・西野選手が昼休みに進路指導室を訪ねてくれました。
「団体戦は好きです。練習してきた仲間達と、目の前のひとつの勝利を目指し挑めるからです。そのゲーム中の勝利へのアプローチががたまらなく好きなのです!」
上杉選手が大会感想を教えてくれました。
随分前向きな意見で、元気をいただきます!
「はい、だから僕は試合の際、緊張しません。楽しめるというか…個人戦ももちろんですが、団体戦はそれ以上にワクワクして臨めます。」
決勝進出を逃した悔しさも教えてくれました。
「チームとしてのテーマを準決勝戦後、監督に与えていただいたので、決意を皆で共有して三位決定戦には臨みました。」
それは?
「団体戦で私の勝利でチームに勢いに乗せることができませんでした。やるべきことがまだチームも、そして僕自身もたくさんあると部の一員として率直に反省しています。」
優勢時はもちろん、例え劣勢になっても変わることがない仲間への信頼と結束。その言葉には皆がどのような気持ちで普段から練習に臨んでいるのかが伝わってきました。
カメラを取り出し二人を撮影をしようとする間、西野選手が上杉選手に声をかけていました。
「よくやっているな!公式戦に出る出ない関係なく、一年生を含めどれだけ部員全員が試合を意識することができるかが鍵だと思うよ。とくにアノ選手とアノ選手は、こういう長所があるから…」
「はい、では撮ります!」
せーの 『パシャリ!』
それが、上の写真です。 とても自然な素晴らしい表情で、お互いの熱意を際立たせる笑顔です。
彼らの充実している日々が表情に見てとられ大変幸せな気持ちにさせていただきました。
男子硬式テニス部の皆さん、ご協力ありがとうございました!
※写真は、昨日・上杉選手・西野選手
担当 鶴野
□男子・女子硬式テニス競技 H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
□男子バスケットボール競技 H25 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP
□男女弓道部 H16 個人全国制覇優勝 H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP
□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP