■第67回海星中学校卒業証書授与式 3月15日(土曜) 午前10時~
■3月行事予定表
■男子硬式テニス部 第36回全国選抜高校テニス大会・出場(3年連続20回目)※男子硬式テニス部HP
■男子ラグビーフットボール部 第15回全国選抜高校ラグビーフットボール大会(初出場)※海星ラグビーフットボール部 HP
■高校野球部 第134回九州地区高校野球県大会 一回戦 海星-国見 3月26日(水)9時30分~予定 ビッグN
朝の明るさで、こうも感じ方が異なるのでしょうか。今朝の気温は3℃でしたが、一ヶ月ほど前とは随分朝の明るさが違い桜の蕾を思わず確かめに足を運んでしまいます。
今日からは公立高校入学試験、そして明日からは国公立大学・後期試験が始まります。受験生の皆さん、最後まで諦めずしっかり取り組んで下さい。
東京大学・合格に湧いた昨日でした。
国公立大学や難関私立大学に多数合格者が出た3月1日に卒業した第66回生。
昨日は長崎大学など合格発表が週末だったこともあり、三年生諸君が登校しお世話になった教職員に笑顔で挨拶する光景がみられました。先述の通り、明日からは後期入試が始まります。最後まで、一緒にしっかり粘って取り組みましょう。
さて、進学実績が近年著しい本校ですが、フロンティアコースからは進学だけでなく、就職をめざす生徒諸君がいます。第65回生・第66回生ともに民間企業希望生徒は、おかげさまで就職率100%を二年連続で達成しました。
進路指導部就職では、卒業後一年を経過した昨年度卒業・第65回生の職場を訪問させていただいております。各企業の皆様方におかれましては、企業訪問に対するご理解とご協力に心から感謝いたします。ありがとうございます。
「クラブ活動をしていて本当に良かったです。仕事で最も大切なのはチームワークだと思います。そして後輩諸君には勉強もしっかり取り組むようにアドバイスします。私も資格試験を現在受け続けてスキルアップを目指していますが、学力が本当に大切です。」
上司の方々や先輩に可愛がっていただく素直さ、人柄の大切さも説いてくれました。一年前と見違えて、たくましい社会人の表情になっていました。
「仕事は職場それぞれの部署の集大成です。だから入社一年目といえど責任重大で、それを自覚することが大切です。衛生管理をはじめ、やることがたくさん毎日ありますが、その分やり甲斐をとても感じています。」
上下関係や話し方、敬語と作法、運動部で鍛えた精神力を存分に発揮している彼の表情は一年前と比べると、大変自信に満ち溢れ凛々しい表情になっていました。
夏の暑い日、冬の寒い日に、暑い場所での製造、冷たい水を使っての作業、手がとても大きくなっていたことに驚きました。
「立ち寄ったスーパーで会社がつくった商品を買って下さっているお客様を見かけた時や、会社の方々に自分の仕事を褒めてもらった時は、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになります。」
高校時代、部活動でつくった手のひらのマメが小さくなり、代わりに厚みが増していた彼の手に、短いようで長い社会人になってからの一年間を感じました。
「日勤だけではなく、夜勤もあるので、正直大変です。働くということによって社会貢献を果たしているという強い気持ちが大切だと思います。」
とても清潔感がある制服で迎えてくれた第65回生は、学生時代から目上の方々に出会う機会を自分でつくり出すことによって、自己向上を目指して欲しいと在校生に向けてアドバイスをしてくれました。
「自分の仕事をやり通す喜びや上司の方々からいただく言葉に、達成感を日々とても感じています。働くということは、良いことばかりではなく落ち込むこともあります。でも、それが働くという事だと私は思います。」
「三年生の夏休みに最後の追い込みで受講した夏期課外の厳しさが、今はとても役に立っています。」
綺麗な姿勢のお辞儀をいただき、「また来て下さい。」 と、笑顔で見送っていただきました。
大学をはじめ、様々な場所で活躍する昨年度卒業・第65回生の皆さんにも、私たちは変わらず元気をいただきます。皆さん、ありがとうございました。これからの益々のご活躍を祈願します。
■第66回生就職先(平成25年度卒業生)
イズミ・信和技研・長崎新聞印刷センター・南原・白水堂・福砂屋長崎・福砂屋福岡・ホテルニュー長崎・三菱自動車水島・三菱電機福山・三菱日立パワーシステム・武藤建設 (五十音順)
※写真は、昨日大学合格報告に来た三年生と職場訪問の様子。
担当 鶴野
□男子・女子硬式テニス競技 H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
□男子バスケットボール競技 H25 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP
□男女弓道部 H16 個人全国制覇優勝 H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP
□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP
第65回卒業生 国公立大学をはじめ続々合格
□第65回生 合格体験記
国公立大学 私立大学
大阪大学 | 1名 | 北見工業大学 | 1名 | 上智大学 | 3名 | 東海大学 | 3名 | ノートルダム清心女子大学 | 1名 | ||
九州大学 | 1名 | 室蘭工業大学 | 1名 | 東京理科大学 | 3名 | 南山大学 | 1名 | 筑紫女学園大学 | 1名 | ||
熊本大学 | 7名 | 長崎県立大学 | 12名 | 明治大学 | 1名 | 関西大学 | 2名 | 中村学園大学(栄養) | 1名 | ||
広島大学 | 1名 | 熊本県立大学 | 1名 | 立教大学 | 2名 | 関西学院大学 | 4名 | 聖マリア学院大学(看護) | 3名 | ||
長崎大学 | 30名 | 神戸看護大学 | 1名 | 中央大学 | 2名 | 同志社大学 | 1名 | 大東文化大学 | 1名 | ||
福岡教育大学 | 1名 | 高知県立大学 | 1名 | 法政大学 | 1名 | 立命館大学 | 8名 | その他私立大学 | 263名 | ||
群馬大学 | 1名 | 高知工科大学 | 1名 | 日本大学 | 8名 | 京都産業大学 | 2名 | ||||
鳥取大学 | 1名 | 北九州市立大学 | 1名 | 東洋大学 | 3名 | 近畿大学 | 8名 | ||||
島根大学 | 2名 | 名桜大学 | 2名 | 駒澤大学 | 5名 | 甲南大学 | 1名 | ||||
山口大学 | 1名 | 福岡女子大学 | 1名 | 専修大学 | 2名 | 関西外国語大学 | 3名 | ||||
高知大学 | 1名 | 防衛大学校 | 2名 | 明治学院大学 | 7名 | 西南学院大学 | 15名 | ||||
佐賀大学 | 1名 | その他 | 18名 | 日本女子大学 | 1名 | 福岡大学 | 39名 |
宮崎大学 1名 |
■フロンティアコースⅠ期生の実績 ◇大学進学
長崎大学 | 2名 | 立命館大学 | 1名 |
室蘭工業大学 | 1名 | 京都産業大学 | 1名 |
上智大学 | 1名 | 近畿大学 | 4名 |
駒澤大学 | 1名 | 大阪工業大学 | 1名 |
東海大学 | 1名 | 福岡大学 | 2名 |
神奈川大学 | 1名 | 福岡工業大学 | 11名 |
立正大学 | 1名 | 久留米大学 | 6名 |
南山大学 | 1名 | その他大学 | 56名 |
◇就職
三菱重工長崎 | 長田工業 | ||
三菱電機(福山) | パサージュ琴海 | ||
九州電力 | 角煮家こじま | ||
九電工 | コスモスガーデン桜の里 | ||
福砂屋長崎 | 長崎市役所(一般) | ||
福砂屋福岡 | 陸上・海上自衛隊 | ||
杉永蒲鉾 | その他 |
□大阪大学 外国語学部(英語科) 合格 香焼中学校出身 瀬戸圭太郎君(ステラマリス・コース)
中学三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。海星高校では授業や盛んな部活動だけでなく、盛りだくさんな学校行事で楽しい、充実した毎日を送ることが出来ます。また男女が良き級友としてともに学びます。私は高校一年生の頃から英語が好きで積極的に学習に励み、自ら英検を目標に次第にハードルを高くしていきました。海星では担任の先生をはじめ諸先生方が生徒一人ひとりの能力を最大限に引き出し、全面的に支援してくれます。3年後、夢がカタチとなっていることを実感するでしょう。頑張って下さい。
□広島大学 理学部(生物科学科) 合格 海星中学出身 橋口 雄飛君(国公立進学コース)
中学三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。私もちょうど3年前中学校を卒業し、部活動のサッカーと勉強を両立させようと頑張りました。部活動では高校2年生の時にインターハイで全国ベスト16に入ることが出来ました。また、憧れのサッカー部の先輩が入学している大学に合格するため努力し、成し遂げることができました。部活動と勉強の両立で悩んだ時期もありましたが、それを支えてくれたのが先生方や友人でした。海星学園で6年間を過ごさせてくれた両親に大変感謝しています。 海星は皆さんのよきサポーターです。是非自分の夢を実現させて下さい。
□熊本大学 工学部 合格 小島中学校出身 馬場圭佑君(国公立進学コース)
私は高校三年間、たくさんの人に出会い、色んな場面で一喜一憂してきました。体育祭・文化祭で仲間と切磋琢磨したり、日頃他愛ない話で笑ったり。今思えば、そんな日常がとても愛おしいです。授業、課外授業、学習合宿など二年生後半からは希望校を志望校に変え合格に向けての取り組みが本格的になりました。私が合格できたのは、学校生活で培った自学力だと思います。わからない問題は、その日そのままにせず、職員室へ行き、とにかく質問しました。職員室前にある学習机は、教室の自分の机と同じくらい愛着があります。先生方も質問には親身になって答えてくれたので、意欲が切れることがなかったです。 そのまま家に帰り続けて家でも勉強できたのは、日頃知らない間についていた自学力のおかげだと思います。夢は逃げません。夢が叶わないのは、自分が夢から逃げているからだと思います。夢を叶えるために一日一日を大切にできた高校生活に私は感謝しています。
□九州電力 合格 野母崎中学校出身 北村幸一朗君(フロンティアコース)
私はフロンティアコースに入学し部活動を頑張った三年間でした。私は演劇部に所属し、コンクールだけでなく、施設や老人ホームで練習した演劇を披露できたことが一番の喜びでした。私は海星に入り部活動をするまでは何事に対しても最初の一歩を踏み出す勇気が持てず、とても消極的でした。しかし演劇を通じて自分が今まで挑戦したことがない分野で活動することによって、まだ自分の知らないことが世の中にはたくさんあることを知り、自分の中に挑戦という言葉が芽生えました。 また私は両親に少し恩返しをすることができたと思っています。私は両親にたくさんの苦労と心配をかけてきました。高校を卒業し就職すると決めたとき、少しでも早く進路を決めて両親に安心してもらいたかったです。しかし就職は簡単ではありません。もう一回といわれたら尻込みするくらい、三年生になってから、特に夏休みはとにかく勉強や面接、三年間の振り返り作文などにしっかり取り組みました。担任の先生や進路の先生など、多くの方々にご指導いただき内定をいただくことができました。その間、何度も逃げ出して自分の好きなことをやりたいと思いました。 内定をいただき母にすぐ公衆電話で報告しました。自分の事のように電話口で喜んでいる母の声を聞いた時、頑張ってきて本当に良かったと心の底から思いました。電話をかけながら涙で眼鏡が曇ったのは初めてでした。私は海星での三年間は常にたくさんの人達に助けられてきました。春から社会人となり、今度は私が多くの人達を仕事を通じて助け感謝される人間になるよう取り組みます。この先の自分の生活で、人の大切さを忘れず、海星で学んだ三年間を大事にしていきます。