四月に入って第二週目。
二月四日からの立春。五月五日が立夏ですので、春も終盤にさしかかってきています。冬なら凍結していたと思われる朝露に濡れた車が今朝は駐車場に並んでいます。今日も良い天気になりそうです。
さて、お天気に恵まれている今週ですが、12日(土曜)男子バレーボール部春季地区大会を皮切りに各クラブ活動の春季戦が始まります。
先週土曜日、女子サッカー部は第26回九州なでしこサッカー長崎県大会に出場しました。(会場:島原商業高校グラウンド) 対戦いただいたチームの皆様、保護者の皆様をはじめ、OGの皆様あたたかいご声援ありがとうございました。また大会運営関係者の皆様ありがとうございました。
結果は二回戦惜敗でした。
まずは臨んだ一回戦、対戦チームは長崎大学女子サッカー部でした。
試合後女子サッカー部の皆さんに聞くと 「やりにくかったです。」 という返答。
それもそのはず、相手チーム長崎大学女子サッカー部には、今年春に卒業した女子サッカー部OGが2名、一年生ながらスタメンで出場していたのです。
後半、海星は長崎大学にゴール前でフリーキックを与えてしまいました。
蹴る長崎大学の選手は、昨年までチームメイトだった先輩。
土を踏みしめボールが蹴られる音。
ボールは大きくカーブし、ネットが揺れました。
試合には勝利したもののキーパー選手にゲーム終了後に話を聞くと、「自分のポジショニングとコーチングが良くなかった。良い課題をいただきました。」と、反省しきりでしたが、見事な弧を描きゴールに吸い込まれていくボールを追いかけながら 「あぁ、そうだ、先輩はカーブがかかったこんなボールをセットプレーでは蹴っていた。」 と、この一瞬の間に思い出したそうです。
ユニフォームがかわっても、学んだ成果を次のステージで発揮してグラウンドで躍動する卒業生に喜びを感じないはずがありません。
学習だけでなく、高校で懸命に取り組んだクラブ活動を大学でも続け、再び勝負の世界で達成感を味わっている卒業生。
試合後、大学一年生ながら試合に出場した二人と話をする機会がありました。
「一年生ながら出場とは、素晴らしいね。」
「緊張しました。しかも相手が海星だったので。」
「やりやすかったですか?」
すると、海星女子サッカー部員同様に二人は苦笑しながら…
「やりにくいですよ。」
つい先日卒業していった彼女たちに、部員の皆さんと同じく元気をいただきました。サッカー部の皆さん、ありがとうございました。
※写真は、九州なでしこサッカー長崎県大会一回戦の様子。
担当 鶴野
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