□平成26年度 NHK杯長崎地区予選大会
5月22日(木曜) 14時30分~(予定) ビッグNスタジアム
海星ー長崎工業高校
雨の朝になりました。
風に緑葉が揺れ、雨の音とともに湿ったこすれる音が聞こえてくる月曜日の朝です。
金曜日のお昼休み、各クラブ活動のキャプテンが聖母像の前に集まり出しました。高総体前、集合写真撮影の前です。
三年間の集大成をまず高総体で発揮する三年生を中心とした各クラブ。対戦チームや各クラブの状況など、お互い気になる話題が会話から聞こえてきますが、もうひとつの話題は定期考査。
試験が近い毎年見られる、『学習・部活・学校行事』と三本柱である学校生活を伺うことができる光景です。
高総体前の緊張感の肩の荷を、各キャプテンは少しだけおろすことができているように感じます。
今週水曜日から第一回定期考査が始まります。土曜・日曜は多くの生徒諸君が、学校開放を利用し自学に励みました。
教室で自学する生徒諸君、職員室に質問に来る生徒諸君。
かつて授業中に配布されたプリントなどを活用に教科担当に質問する生徒諸君と、様々でした。考査に臨むまでの時間は等しく同じですが、それまでの時間の使い方に個性が見られます。
共通していえるのは、皆『良い準備をしよう』という時間へのアプローチです。
質問に来た生徒がいました。
「□□先生に質問があって来ました。」
「はい、どこの質問でしょうか?」
彼の後ろには、自分も質問しようと他の生徒諸君が並んでいます。
「先生、今度の試験範囲はこの問題集だと、ここからここまでですよね。」
「はい、そうですよ… おっ!素晴らしいなぁー!訂正まで全て終わっているじゃないですか。」
自分で解いている問題集を先生に見せて、こう続けてました。
「お願いがあるのです。」
「ん?見たところ訂正も済んでいるから…質問は何だろうか?」
「この問題集を先生がみながら、今僕に問題を出して欲しいのです!」
「うん?」
「あ、いえ僕なりの考査対策で…やっぱりダメですよね。時間とりますし。失礼しました!」
ニッコリした顔で次の生徒に質問を譲り、彼は教室へ戻っていきました。すると、次に並んでいた生徒がこう教えてくれました。
「先生、彼は問題集をやり終えたことをアピールしに来たのです。」
「そうか!」
「あと、先生に褒めてもらうことが俺の考査対策モチベーションにつながる、と言ってました。」
「そうか、そうか!」
定期考査は来るべき大学試験への第一登竜門ですが、難しい話は抜きです。
この土曜日の1コマ、周辺に居た生徒諸君が「よし!頑張るぞ。」「しっかりやらなければ!」と、やや前のめりになっていた姿勢をホッと正すことができる和みある情景でした。
※写真は自学時間中の風景。
担当 鶴野
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□男子・女子硬式テニス競技 H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)全国選抜大会出場・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
□男子バスケットボール競技 H25 高総体 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP
□男女弓道部 H16 個人全国制覇(優勝) H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP
□ラグビーフットボール競技 H25 全国選抜大会出場 海星ラグビーフットボール部 HP