■第97回全国高等学校野球選手権大会
7月15日(水曜) 午前9時30分~予定 ビッグN球場
2回戦 海星ー《諫早農業 対 佐世保高専》
■第60回長崎県吹奏楽コンクール
7月31日(金曜)10時~10時15分出演(出演順2日目1番)
■1学期終業式 7月17日(金曜) ※中央館立て替え、仮校舎引っ越しのため。
■前期夏期課外 7月22日(水曜)~8月7日(金曜)
来週金曜日は、1学期終業式。
学期末の月曜日は、雨の朝です。梅雨明け宣言が待ち遠しいところですが、明るい空から降っている今朝の小雨にほのかな期待を抱かずにはいられません。
週末、各部活動は、練習試合、遠征、練習に汗を流しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
明日は小暑です。
小暑のころ、梅雨明けは近づき、朝からは蝉が鳴き始めます。
さて、7月10日、今週金曜に開会する『第97回全国高等学校野球選手権大会』。
毎年、長崎商業高校吹奏楽部・バトン部の先導で県内球児たちが威風堂々入場、甲子園大会出場に向けて決意のもと熱戦が始まります。
その選手権大会は各チーム部員全員で挑みますが、ベンチ入りするメンバーは3年生から1年生で構成されています。
グラウンドにたつ仲間、スタンドで応援する仲間。
先日ビッグNで、長崎商業 対 海星 の試合が行われました。県内屈指の強豪校・長崎商業との選手権大会直前のこの試合は今年で3年目を迎えます。長崎商業全関係者の皆様、ありがとうございます。
このビッグNでの試合で躍動する各チームメンバーは、高校3年間、公式戦でプレーする機会が多くなかった互いの3年生のみのチームです。
チームの誇りを胸に背負った『背番号』
3年間の集大成をかけ、真剣勝負。
伝統校・強豪校・古豪。
互いのチームには、互いのプライド。
ビッグNは、いつもとは違う活気。観客席にたくさんの応援、そして全力以上のプレーが飛び出し、今年も手に汗を握る試合が展開されました。
スタンドでは公式戦でプレーするメンバーが全部員を牽引し、声を枯らしながら大声援。
試合中盤のグラウンド整備は、互いの普段公式戦に出場する選手たちが行います。
今回出場している選手たちの最後になるかもしれない試合。
「何が何でもやってやる」
気持ちが、体を、頭を動かします。
両チーム白熱のプレーが回を追う毎に飛び出す。
3年間汗まみれ、泥まみれになり同じグラウンドで練習してきた仲間。
失敗を恐れず全力でプレー。
スタンドには、ついに灯がともるころ。
試合終了。
長崎商業 3-1 海星
ホームベース上では握手と抱擁、そして選手権大会での全力プレーを誓い合う。
互いの3年生は、互いのスタンド前で大きな声とともに深々と一礼。
彼らのビッグNは終わりました。
「白南風(しらはえ)」とは、梅雨が明けるころに吹く南風。
試合を刻んだ、スラッグのない電光掲示板。
煌々と照らされ、明るくなったグラウンド。
爽やかな白南風が2つのチームに吹きつけ、ユニフォームが風に心地よくなびいていました。
※写真は、長崎商業 対 海星
担当 鶴野
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