■第６０回長崎県吹奏楽コンクール ７月３１日（金曜）１０時～１０時１５分出演（出演順２日目１番）
■前期夏期課外 7月22日(水曜)～8月7日(金曜)
■夏期学習合宿 8月1日(土曜)～8月6日(木曜)
■第97回全国高等学校野球選手権大会
7月25日(土曜) 13時00分～予定 場所：長崎県営野球場ビッグN
準決勝 海星 ー 佐世保実業
厚い雲が覆っていますが、今朝は久しぶりに雨が降っていません。
気温は早くも26℃で、地面から湿気が上がってくるのを感じることができます。この朝の感じも、まさに夏。
台風接近の天気予報が気になりますが、来週土曜日からは8月に突入です。
「今日の準々決勝、野球部の試合は、どうですか？」
課外授業休み時間、廊下で会った応援部数名に「準決勝に駒を進めましたよ。」と、伝えると夏の暑さも吹き飛ぶ笑顔が返ってきました。
ハッキリしない天気が続いた今週の夏ですが、インターハイ出場の男子硬式テニス部や昨日の野球部公式戦をはじめ、各クラブ活動の活躍には元気をいただきます。
さて、上グラウンドへ校舎が移ったことも手伝って吹奏楽部の熱気が最近はより近くに感じられます。
上グランドに隣接するエトワール館で普段活動し来週、31日(金曜) 第６０回長崎県吹奏楽コンクールに出場する吹奏楽部。
現在、三者面談期間中なので顧問教員は、不在の場面があります。その時間帯、普段は先生が指導する場所に立ち部長が部員をまとめ指導しています。
「もちろん金賞を狙いに行きますが、いつも練習している成果を悔いなくすべて発揮できるコンクールにします。」
各自が練習音を出す中での質問だったので、手を耳を近づけて聞こえにくい様子を見せると察知してくれた部長は、とても大きい声で力強くそう教えてくれました。
「はい、では行きます。１，２，３，ハイ。」
リズム音を出しパートを指導。
クール毎に厳しいリクエストもすれば、「今の感じ。」と、和やかに声をかける場面も見られました。
各パートにいる3年生は、下級生に声をかけ自分の練習は後回しにすることもあります。「私たちが先輩方にそうしていただいてきたように、今は私たちがそうしています。」
「何か伝えたい話題がなければ、相手への関心は生まれない。」 とは、ある文学者の言葉です。
人への関心の源泉が、伝えたい話題？と首をかしげたくなりかけますが、事実そのようです。
対話を生むのは、話題よりもむしろ相手に対する関心です。例えば、自分がどんなに面白い話題を持っていたとしても、知らない人に話すようなことはしません。まず誰よりも自分が関心を持っている人に話したいと思うからです。
対話する意欲の減退は、人への関心への減退にほかなりません。
お互いに関心を持ち一緒に目指す目標があると、部員同士の意見交換もそれぞれの立場から活発に行われます。
太陽が照りつけようが、雨が続こうが、夏の期間は飛躍の期間。
普段とは異なる時間帯で過ごす毎日に、自分の伸びしろがあふれています。
あるゆる事が言葉だけで人に伝えられるなら、音楽も芸術もスポーツも、この世には存在しないでしょう。コンクールでの演奏を通じて自分たちの表現に挑む吹奏楽部の活躍に、どうぞご期待下さい。
※写真は、昨日の様子。
担当 鶴野
※各クラブ・HPです。検索・クリックして下さい。
□男子・女子硬式テニス競技 H27 高総体 男子団体 優勝（17連覇）全国選抜大会出場・ 海星テニス部 HP
□ラグビーフットボール競技 H26 全国選抜大会出場 H27高総体 3位 海星ラグビーフットボール部HP
