ぶちたいぎー


■後期夏期課外  8月17日(月曜)~8月21日(金曜)
■高校 第3回オープンスクール 8月29日(土曜)

※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。

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6月中旬には、午前5時12分頃だった日の出も、今朝は午前5時45分になりました。

9月9日頃になると、日の出はついに午前6時になります。センター試験(1月16・17日)時分になると一年で日の出時間は最も遅く、午前7時23分です。

 

通学中、暑さの演出を担っていた蝉声も今朝はすっかり聞こえなくなりました。お盆を境に季節がまた新しくゆっくりと動き出してきます。町を彩っていた色も少しずつ、これから変化していきます。

 

「解剖生理学」と「疾病論」が難しいです。

 

9日に帰省し昨日はもう広島に戻るという卒業生が、わずかな時間を見つけ母校を訪問してくれました。

 

「血管にはじまる体内図や病気の名前、病気と薬の関係など単に覚えるだけでなく理解しつながらないと厳しいです。自分で考える力が大学では本当に大切です。」

 

9月のシルバーウィークまで大学は夏休みというところが多いようで、帰省の合間を縫って卒業生が大きく成長した姿とともに訪れてくれます。

 

「実習がもう始まるので今回は少しの期間しか長崎に戻れませんでした。しかし先生、勉強はやってて困らないから、この夏を大事にして後輩の皆さんには受験にむかって進んで欲しいです。私は何より最後の最後まであきらめないというのが受験では一番大切だと思います。」

 

広島はとても大きな町で、県外に出て長崎の良さ、広島の良さを知ることができたとキラキラした瞳で進路指導部長・木村先生に語ってくれました。

日常生活でも発見があるし、言葉一つをとっても驚きと楽しさでいっぱいです。

 

「ぶちたいぎー」・・・とても疲れた。

「しわい」・・・しんどい。

「えらい」 ・・・良い。

最初、「頭えらいネ。」と広島の友達に言われた時「??」でした。

 

広島の方言に慣れるまで大変でしたが、自分の世界が広がったような気がしてとても楽しいです。

女性でも自分のことを「わし」と言うので、最初はビックリしました。

長崎の方言では「わい(あなた)」「おい(自分)」ですが、広島ではそれが逆で「わい(自分)」「おい(あなた)」という点も日本の広さと不思議を感じました。ということは逆に県外から長崎に来ている人も、私と同じように感じているんだろうなと思います。

 

時間になり、進路指導室を出る際、彼女は最後にこう言いました。

 

「夢を持つのは早いほうがいいと自分の体験で感じています。大学選びにも随分役に立ちますよ。」

 

在学中には想像もつかなかった自らの体験から湧き出てきた彼女の言葉・アドバイス。成長しうつり変わっていく姿は、外見だけでなく精神的にも大きな成長を感じずにいられませんでした。

 

午前中は豪雨に見舞われた昨日ですが、卒業生と話し込むほどに雨は小雨になり、午後には夏の終わりを感じる爽やかな青空が広がりました。

 

※写真は、昨日の様子。

担当 鶴野

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