■後期夏期課外 8月17日(月曜)~8月21日(金曜)
■高校 第3回オープンスクール 8月29日(土曜)
■中学硬式野球部 東アジアリトルシニア宮崎大会2015 予選リーグ
海星 2-1 徳島中央
海星 11-3 熊谷
※ 決勝トーナメント 8月19日(水曜)11:30~予定 場所:アイビースタジアム(宮崎県)
※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
強い雨が降る朝です。
校舎のまわりを気持ちよさそうに飛ぶ蜻蛉の数が、少しずつ増えてきました。実は春から秋にかけて目にすることができる昆虫ですが、別名『秋津』と呼ばれるように、やはり、その舞う姿からは真っ先に秋が連想されます。
移ろう季節。ただ、今日の気温も30℃を超える予報です。ゆっくり、ゆっくりと季節は変わっていきます。
さて、時間は戻り8月11日(火曜)12日(水曜)。高校3年生が平戸市立生月病院にて1泊2日の体験実習を行わせていただきました。関係者の皆様、貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
「この2日間が、地域に根ざした医者になりたいという私の意志を、より強く支えてくれるものとなりました。」
参加生徒の感想文の一節です。
平戸市と生月大橋で結ばれた生月町は、人口約6000人の島です。その中で生月病院は、在宅医療支援や、介護施設などとの連携、島外の医療施設への橋渡しともなる、施設内の治療にとどまらない『地域医療』の拠点となっている場所です。
CTスキャナーなどの検査機器、分析機器といった医療設備の精密さ、手術前の医師の準備が手洗い一つとっても、どれだけ徹底的に行うのかなど驚きの連続でした。一つ一つの見学、体験を時間をかけてじっくりと行わせていただきました。
医師の仕事だけでなく、看護師の仕事や理学療法士、作業療法士の仕事の体験もさせていただきました。
「シーツの結び目は患者さんの下りる方ではない側にします。少しでもストレスを感じないようにね。」
「少しでも楽しくリハビリができるような工夫をしています。」
話の端々から患者の方への思いやりを感じました。
そして、気づかされるのは、全てが線で繋がっていること。
医師同士のつながり、医師と看護師、看護師と看護師、看護師と理学療法士、作業療法士…
病院外施設との繋がり。
自宅で治療を行う方や、介護施設にいる方への在宅医療にも付き添わせていただきました。
全ての医療に関わる人が繋がり、その中心にいる患者の方に全員が繋がっていく。
「どんなにささいなことでも人を助けることができることが嬉しい」
生月病院には常時全国から研修医を受け入れています。今回は研修医の方ともお話しさせていただく機会を設けていただきました。その研修医の方の言葉です。受験に向けてのアドバイスもしていただきました。
『医療』に触れた濃密な2日間。
生月の空にも飛んでいた蜻蛉。蜻蛉は前だけにしか進まないところから強い意志の象徴として『勝虫』とも呼ばれています。
移ろう季節。目標を見据え、意志高く前へと進んでいく受験生の進路実現を心から祈ります。
担当 岩﨑(撮影)松尾勇
※ 写真は病院体験の様子。
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□男子・女子硬式テニス競技 H27 高総体 男子団体 優勝(17連覇)全国選抜大会出場・ 海星テニス部 HP
□ラグビーフットボール競技 H26 全国選抜大会出場 H27高総体 3位 海星ラグビーフットボール部HP