22回目の春全国へ


※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。

■野球部
第88回選抜高等学校野球 甲子園大会出場(15年ぶり5回目 春夏通算22回目)
■男子硬式テニス部
第38回 全国選抜高校テニス大会 出場(5年連続22回目・会場:福岡県)
○3月21日ー団体戦1回戦
■男子サッカー部
平成27年度 新人戦九州大会出場(会場:鹿児島県 2月12日吹上浜海公園サッカー場・13日県立サッカーラグビー場)
○12日10時ー予定:海星ー名護(沖縄県1位) 13時30分ー予定:海星ー熊本国府(熊本県1位)
○13日予定:海星ー鹿児島城西(鹿児島県2位)
■男子ラグビーフットボール部
平成27年度 新人戦九州大会出場(会場:熊本県)
○2月20日(土曜) 海星ー佐賀工業(佐賀県1位)

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今朝の気温は14℃もあります。

昨日は祝日、今日は金曜日、明日からは週末という事もあり、今週月曜日から始まった長崎ランタンフェスティバルは賑わいそうな週末です。

 

 

通学路にあるメイン会場・湊公園。

今朝の様子は、兼好法師ではありませんが、まさに祭りは『始まる前』と『終わった後』が、をかしけれ。

 

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日中の賑わい。

夕刻の点灯。

 

今から始まるという高揚感を全体が醸し出しています。

 

 

長崎県高総体17連覇、全国選抜高校テニス大会出場 5年連続22回目。

強豪クラブひしめく本校で、最も輝かしい成績を残している代表格は、何と言っても男子硬式テニス部です。全国の舞台を最も経験している男子硬式テニス部。

 

春、甲子園大会出場を15年ぶり5回目に果たした野球部(春夏通算22回目)、そして九州大会出場(会場:熊本県)を果たした男子ラグビーフットボール部を紹介しましたが、今日はその男子硬式テニス部を紹介ます。

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「迷ったらきつい道を選びなさい。」

 

冒頭ラケットを構えてくれた男子硬式テニス部主将。一番大切にしている言葉は何ですかと聞くと、この東口嵩先生からもらった言葉ですと答えてくれました。

 

 

『海星百年史』を先日紹介したラグビーフットボール部同様にひもとくと、テニス部記述が登場するのは昭和9(1934)年です。海星創立42年目。

 

「昭和9年 7月16日から県下中等学校体育大会。海星各部とも大奮闘、柔道部は有望とされていたが優勝戦で敗れた。しかし主将の嘉村勇と中村進一は個人優勝であった。テニス部が優勝した。海星2勝。主将は弥永直。」

 

戦前戦後を通じて活躍してきたテニス部。

昨年創部100年を迎え、今年は創部101年目を迎える野球部は最も古いとされるクラブ活動ですが、記述に登場するのは1934年ですが、フランス人マリア会員ジャック=バルツ師により創立されたテニス部の歴史もかなり深いと容易に想像できます。(※現在形式のテニス起源はフランスで8世紀発生説)

 

 

「創立百年誌刊行の平成5年までに、海辺先生、川津先生、桃山先生、花城先生などの諸先生方が部長をされ、昭和49年から東口亨先生が部長・監督に就任。

昭和40年、長崎県高総体にテニスが種目として加わり、平成5年までに行われた29回の大会で実に15回優勝という偉業を達成している。(海星百年史)」

 

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初優勝を果たしたのは川津先生が担当された昭和41年、東口亨先生の時代になると昭和50年から連続7年優勝などの記録を樹立し、団体、個人、ダブルスの総合優勝も多くなりました。

特に昭和50年代初めには2年連続して全国ベスト8にも入っています。平成5年までの間、東口亨先生になって長崎県高総体で14回王座に就いています。平成5年時点の部員は42名。

 

記述によれば、校内屋上に一面しかないコートにひしめき合って猛練習している、とあります。

 

 

「私は全国大会にはこれで3回目の出場です。2回目までは遠い存在だと思っていた全国大会優勝は、もはや夢ではないという思いがあります。」現・男子硬式テニス部主将。

 

踏み出した22回目の第一歩。

練習中、部員の気持ちを一つにするため、とにかく言い続けることを自分に課していると教えてくれた主将。

 

学園の124年目もの歴史の大きさを再認識しながらも、私たちもその歴史の一部であるという自覚を感じさせてくれた言葉でした。

 

男子硬式テニス部の活躍に、どうぞご期待下さい。

 

※写真は男子硬式テニス部。

 

■2月10日

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