島々から海星へ


※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。

■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

■平成28年度 第2回高校オープンスクール 7月23日(土曜)

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今は霧雨ですが、連日強い雨に見舞われています。

今日で6月も終わり。半年が過ぎ去ろうとしている時分ですが、こう雨が続くと今が旬の色鮮やかな胡瓜・茄子・トマト・ピーマンなど、食卓に並ぶ青果の色が慰めです。

今朝の気温は22℃。雨のち曇りの天気予報です。

 

 

昨日、女子バスケットボール顧問 岩崎先生から「あまり見ない場所から海星学園を見る機会があったのでどうぞ。」と、写真を受け取りましたた。

出張で五島列島へ行った先生が、帰路・長崎港に到着する際、海上から海星校舎を見つけ撮った写真です。

長崎市を象徴するように斜面には建物が並んでいます。曇り空の下に見える青い屋根。

 

「あぁ、長崎に戻ってきたなというのは、クラブ活動遠征で県外へ出たときは佐賀の長いトンネルを3つ通過する毎にホッとして長崎を感じますが、海上から見える青い屋根には、まさに『長崎に戻ってきた』という強い印象を受けました。」

 

 

今年3月に発行した復刊66号・校友会誌『海星』には、特集ページに「海から見えた青い屋根」という項があります。(P152)

そこには五島列島など県内の島々から本校に進学した生徒諸君が寄稿してくれた様々な文章が掲載されています。多くは親元を離れ寮生活などを経験し両親の偉大さを認識し感謝する文章です。

そして故郷と長崎についても彼らは文章の中でたくさんふれています。

 

少し紹介させていただくと…

「長崎と五島は離れています。とても深い青色の海が間にあり、もちろん肉眼では見えません。でも、僕の一生懸命な姿やみんなの声援は、海をゆうゆうとこえて届くと思います。僕の頑張る姿が、少しでも島にいる親に届いたら嬉しいです。」

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「(省略)私の親は、私が試合に出ていなくても、それが練習試合でも、いつも島から応援に来てくれていました。引退試合を行ったビッグN球場ではヒットを打つことができて、少しだけ恩返しができたかなと勝手に思っています。大きい球場も、ビルも電車もないけど、私は島が大好きです。将来は島に戻って、島にも恩返しをします。」

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「長崎に来てまもなく1年が経とうとしている。私は変われた。昨年春の都会での戸惑いや人見知りで話せなかった時の恥ずかしさ。あの驚きや苦しみがあったからこそ、今の自分がいる。春休みには島に帰ることができるが、その時は胸を張って帰ろう!」

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「私は2年前に海星に入学しました。五島から船に乗り長崎に向かい、そして長崎港の船の中から見えた青い屋根の校舎。今でもあの時の『これから!』の気持ちを思い出します。」

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先生から受け取った写真は雨模様の中で撮影された写真ですが、快晴日には青い空が海を一層青く照らし、青い空は一層青い屋根を照らしています。

 

 

親元を離れ、五島列島をはじめとする県内の島々から大きな決意をもって入学してくる皆さんがいます。その体験を通じて素直な気持ちを記してくれた文章が、今年3月発行の校友会誌には記されていました。

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※写真は長崎港・海上から見た海星学園とスナップ写真。

 

■6月29日
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