梅雨に活躍


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■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

平成28年度 第2回高校オープンスクール 7月23日(土曜)

 

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(※野球部2回戦は、雨天のため本日第3試合に変更になっています。長崎県高校野球連盟HPをご確認下さい。)

 

久しぶりに雨が降っていない朝です。

とは言うものの、路面は濡れてなんとも表現しがたい湿気が下から上がってきています。今朝の気温は27℃。

今日もオランダ坂の上にある校舎に、生徒の皆さんは汗をかきながら登校しています。

 

 

梅雨の時期は、教室から見える長崎港の海も灰色です。色恋しい梅雨の時期ですが、学園内はこの梅雨の時期も鮮やかな色をみることができます。

それは生物部皆さんの活躍に寄るところが大変大きいです。生物部は長崎市のまちぶらプロジェクトの一環で学校周辺でのバラ植栽活動を行っていることは海星ブログで紹介させていただいている通りです。

 

彼らは同時に校内で鉢植えを利用してのバラも作っています。

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「地植えの花壇とは違い、限られた狭い範囲でしか生育できない鉢植えでの飼育では、花壇以上に世話をするのにとても手間がかかります。」

生物部顧問 美明先生をはじめとする生物部の皆さんは、この時期の早朝や放課後、傘を差し雨に打たれながらも毎日地道な作業と監察を行っています。

 

 

「現在生物部では梅雨明けが間近に迫ってきたこともあり、バラの暑さ対策を進めています。梅雨の時期は雨量もさることながら、時折広がる青空時の日差しがとても強いので、私たちは時間に追われながら作業をしています。」

7月・8月の晴れの日は、日差しがとてもきつくなります。

 

「葉は光合成をするため、日光にあたっても大丈夫です。しかし、鉢に日光が当たると鉢と土が高温になってしまい、バラの根を枯れさせる原因となってしまうのです。」

傘を差してあげながら他の部員の作業を見守るのも、立派な生物部の仕事。

作業を終え、濡れた傘をたたみながら美明先生のアドバイスに耳を傾けたり、かつて指導員の方にいただいたアドバイスのメモを取り出し今日の作業の確認をします。

 

 

現在生物部では、鉢に直射日光が当たらないように、部員総出でシート張りを進めています。

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シートを張っている鉢とまだシートを張れていない鉢とでは、バラの様子が全く違うのが見て分かります。(※上・シート有。下・シートなし)

 

暑さで弱ったバラは、葉を虫に食べられたり、細い枝が枯れたりしてしまいます。

夏の暑さ対策が必要なのは、ヒトだけでなく、生き物はすべて同じです。

 

晴れ間が恋しい梅雨の時期。

暑さが疎ましく思う夏の日差し。

 

白球を追う高校生。

引退をして受験勉強のためペンを握る高校生。

傘を差し、濡れながら鉢にシートを張る高校生。

 

来週金曜日は、一学期終業式です。

 

※写真は、生物部の活動。

 

■7月13日
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