海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
■マリア会姉妹校HP紹介
1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京
1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎
1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪
1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道
■第95回 全国高校サッカー選手権長崎県大会
10月22日(土曜) 12時00分~予定 大村市古賀スポーツ広場A
1回戦 海星-猶興館
今朝の気温は24℃。
台風の接近も気になる今週ですが、日の出時刻は随分遅くなってきました。今日の日の出は、6時16分・日の入りは18時03分です。日中、太陽を拝める時間は、12時間ありません。
旧暦で言う『秋』とは、立秋(今年は8月7日)から立冬(今年は10月7日)です。
この秋にはお祭りが多いわけですが、その理由は秋は収穫の季節だからです。古来人々は、今年の収穫を、そして来年の収穫を祈念し祭りで感謝を表しました。
先日生徒の皆さんに『お祭りの多い季節は?』と聞くと、「夏です!花火大会があります!」との返答。「!?」と、思うも、なるほど立秋を過ぎている8月下旬に打ち上がる花火は、今では『夏』祭りかと納得しました。
週末、各クラブ活動は公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様・OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
定期考査が終わり、今週は学園祭です。
いわて国体に出場している男子硬式テニス部・ラグビーフットボール部の活躍が楽しみですが、行事が充実している第2学期に、ビッグニュースが舞い込んできました。
世界を舞台にした祭典と表現しても良い『リオ・オリンピック』が閉幕して、約1ヶ月半が過ぎようとしている昨今、『日本代表』なる文字が学園に躍りました。
近年の海星高校では、ロンドンオリンピック出場、原田選手(セーリング競技)・一昨年まで在学したラグビーフットボール部元キャプテン前田土芽選手(筑波大)の日本代表入りなどの活躍は、メディア等でご存じだと思います。
「日の丸を胸に、日本国代表として出場し世界に挑む。」
現在、高校1年に在籍する 平林霞選手。
今夏に開催された全国大会で優勝した同選手が、9月22-25日にロシア・モスクワで開催された『2016 ロシア国際オープン大会』で、準優勝・銀メダルを獲得しました。
「-59kg級に出場しました。今大会私の階級での対戦相手は、カザフスタンの選手やロシアの選手が多く、トーナメントで争いました。決勝戦の相手は開催国ロシアの選手でした。」
準決勝までは順当に勝ち進み、準決勝では 9-1で勝利。決勝戦に挑みました。
「決勝では時間内に勝負がつきませんでした。延長戦。それでも決着がつきませんでした。」
「その場合はどうなるのですか?」
「近年では、センサーが導入されているのです。最後はセンサーで攻撃圧力を測定し、その圧力の優劣で勝敗が決まります。私は決勝で、そのセンサー判定で準優勝でした。」
「それにしても見事な銀メダル。そして晴れ晴れした表情ですね。」と、声をかけると平林選手は、こう答えてくれました。
「目標は東京オリンピック出場です。出場できている国際・国内の大会はそれまでの大きな試練、そして挑戦と思っています。結果をしっかり受け止め今は前に進むだけです。」
最近では、第2回高校オープンスクールで、その技を披露してくれた彼女。
技の1つ1つに上がった大きな完成。
特に岩崎先生かぶったヘルメットに装着された紙風船を蹴り落とした技は圧巻でした。
ロシア国際大会を終え、目標を見据えた前向きな発言に、大きな元気をいただきました。
ちょうど、平林選手の話を聞き終える頃に柔道部監督・西川先生が偶然通りかかりました。
「ロシアの大会凄かったらしいですね、オリンピック期待してますよ!」と、西川先生。
平林選手が「はい!」と、元気よく答えると、西川先生が「東京オリンピックで活躍してインタビューを受けたら、習ってませんが柔道部の監督からあの時声をかけてくれたから活躍できました、と答えられるくらい心に余裕をもって挑んでね。」と笑いながら言うと、彼女はさらに大きな声で笑っていました。
東京オリンピック出場を目指す選手が、席を並べて私たちと同じ学園生活を送っています。
祭典は感謝と次の目標を心から祝う大切な時間です。
平林選手の今後の活躍に、どうぞご期待下さい!
※写真は、2016ロシア国際オープン大会・準優勝の平林選手。柔道部・西川監督。
■9月27日