※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
■マリア会姉妹校HP紹介
1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京
1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎
1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪
1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道
今朝の気温は4度。
寒波予報通り冷たさを感じますが、傘を差そうか差すまいか悩ましい柔らかい雨が降っています。
海星学園はオランダ坂を登り切った場所に位置しています。学校を目指す途中、雨の日は側溝に流れる水の音を避けることはできません。節気は立春。
今朝側溝を流れている音は優しく透明感を感じる音でした。
立春、雨水、啓蟄(けいちつ)、そして春分。
雪が雨に変わり、冬ごもりしていた虫が地中から出てきて迎える春。
今朝のような雨が、ゆっくりと大地に染み渡り、たくさんの生物を目覚めさせてくれます。下グラウンドに植樹されている桜も、少しずつ少しずつ芽吹いています。
「元ラグビー部マネージャー達が来校して、今から栄養学について部員に説明してくれます。良かったら見学に来てみませんか。」
月曜日。ラグビー部・前田監督に声をかけてもらい教室に向かうと、そこには練習着に着替えたラグビー部員と、大学生とおぼしき6人が教室で準備をしていました。
「それでは『海星ラグビー部・第1回栄養セミナー 食事について』を、ただ今から始めたいと思います。」
前田監督に話を聞くと、現在・活水女子大学 健康生活学部に進学した元ラグビー部マネージャー2名が、学部仲間と体作りについてプレゼンテーションに来校してくれたということでした。
「事前にアンケート調査や用紙を配布していただき、ウチのチームをよく調べてくれました。データを取ってもらい、体を大きくしたい部員にとっては今回大変良い機会をいただきました。」
筋力トレーニングも積極的に行っているラグビー部ですが、大切な『食』にも注目して、一層大きな体作りに知識を生かす試みです。
「九州大会を経験すると、体格の違いを感じずにはいられません。体をただ大きくするだけでなく、大きくて速く走れる体を手に入れたいです。」
部員全員、真剣なまなざしで聴講しました。
プレゼンいただいた項目は多岐に及び、『効果的な間食の時間』『栄養素』『糖質の多いプランスパンや食パンでサンドイッチをつくってみよう!』など、タンパク質・脂質・ビタミンバランスについて、すぐにも実践できる具体例も示していただきながら教授いただきました。
「海星ラグビー部マネージャーを卒業して約3年経過していますが、大学生となっても高校3年間を過ごした母校ラグビー部の活躍を楽しみに過ごしています。」
大学生になって再登場してくれた元マネージャ2名。
自分たちの研究成果発表や効果的なプレゼンをするためにはどうすれば良いかという彼女たち自身の課題もあった様子ですが、とにかく体を大きくして強くなってもらいたいという元マネージャーの気持ちが終始伝わってきました。
学部仲間も、ラグビー部に丁寧にプレゼンテーション。
「このプレゼンデータはもらっておこう。」 途中、前田監督がパワーポイントに映し出されたきめ細かなデータを撮影する場面もありました。
昨日、長崎新聞で紹介いただいき2月19日(日曜)、福岡県宗像市・グローバルアリーナで開催される女子7人制ラグビー全国高校選抜大会九州予選に初挑戦する『長崎レディース』FW末吉選手(海星1年)も、もちろん聴講。(長崎レディース主将は、FW馬場選手 大村城南高)
最後に資料再確認、講演会を終えてのアンケートを回答しました。
「こうやって長崎県内高校と長崎県内大学が繋がっていけば、スポーツや勉学で長崎県の底上げが益々進むと思います。チーム長崎、今日は元マネージャー2人と学部仲間の皆さんに感謝です。これからも継続的にお願いします。」前田監督もニッコリ。
最後は先輩方に部員全員で感謝を込めて大きな拍手で講演会を終えました。
目指すは長崎の頂点、九州の頂点、西日本の頂点、そして全国の頂点です。
「日頃から言葉にしていれば、目標は必ずかなう!」
そのためには、日常生活から向上・改善していこう。
立春に再び私たちの前に登場してくれた元マネージャーは、 進学先でしっかり成長して私たちに糧となる清い水を与えてくれました。
海星高校ラグビー部の活躍に、どうぞご期待下さい!
活水女子大学 健康生活学部の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
※写真は、月曜ラグビー部の様子。
■2月8日