マリア像とカトリック研究会
来週水曜日で5月も終わり。今朝は早くも気温が19℃あり、青空がとても綺麗な朝です。
この時期は、長崎名産びわの季節。
全国1位の長崎びわ生産量は、2位千葉県に約1,000t以上差をつける生産量で圧倒的なシュアを誇っています。びわはバラ科の植物で、樹になる果実です。そういえば生物部が手入れをしている年に2度私たちを美しく楽しませてくれてる薔薇は、今朝も綺麗に咲いています。
このびわの季節。
夏の甲子園大会前哨戦となるNHK杯が始まりました。昨日は2回戦。
次戦への進出を決めた高校野球部。
トーナメント戦・長崎地区大会で結果を残すことが出来れば県大会に出場します。野球部皆さんの健闘を祈願します。
そして今週は、6月2日(金曜)から開催される平成29年度 長崎県高校総体大会に向けて45分授業です。
昨日から節気は『小満』
草木が繁茂して天地に充満する時分です。
週末各クラブ活動は、公式戦・練習試合・遠征・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
20日(土曜)には平成29年度育成会総会を育成会会長様に進行いただき、保護者の皆様をはじめとする多くの方々のご協力ご理解をいただき無事終えました。
また今年は野田ゼミナール館長 野田英司氏の講演をいただきました。
グローバル社会を見据え、ネット社会、格差問題等、具体的数字を示されながら大学・高校・各家庭の果たすべきこれからについて、大変熱のこもった講演を頂きました。
氏をはじめとする関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
先週金曜日に終わった第一回定期考査。
考査終了放課後、一番に動き出した活動があります。
どの部活動か。
答えはカトリック研究会です。
学園内には、普段目にすることができるマリア像が4カ所にあります。
修道院上グラウンド側、新中央館屋上、中学校正門、そしてこの学園正門です。先週金曜日、考査が終わり各HRが終わるやいなやカトリック研究会の面々は正門に集合しました。
カトリック研究会・顧問の一人下村真哉先生指導のもと、部員の皆さんは一礼お祈りした後、マリア像清掃活動を行いました。
普段は聖歌を歌ったり、聖書研究活動を行っているカトリック研究会の生徒たち。
「美しいものを目にすると、自分の心も美しく磨かれた気持ちになります。」
「今日マリア像を拭う事は予定していたことですが、その日が近づくに従って日に日にお天気が良くなって、なんだかとてもお恵みをいただいた気持ちになりました。」
地域の方々が学園のマリア像に一礼し歩く姿も珍しくない日常にある東山手の海星学園。
下村先生は「最近は海外の方々が私たちの日常生活にも関わりを持っていただくほど、一昔前と比べるとグローバル化が進んでいます。生徒の皆さんには世界の多くのことを知ることによって、異文化を受け入れる広い心を養って欲しいと願っていっます。受容性を身につけるには、まずはそれぞれの方々が自分たち自身の文化を尊ぶ事も大切だと思います。」
大きなものに近づくためには、まずは目の前の一つを大切に。
綺麗に拭われたマリア像は、いつも以上に私たちに微笑みかけてくれているように感じられました。
カトリック研究会は、宗教部長・福田先生をはじめ、深堀先生、そして下村先生が顧問です。
私たちは毎週水曜日に新校舎のマリアン聖堂にて活動を行っています。高校1年生や中学1年生の皆さん、ぜひ一度、マリアン聖堂の扉をノックして下さい。
美しく茂った緑。
節目の高総体時分を基準とした季節に、それぞれが具体的に動き出しました。
※写真は、カトリック研究会の皆さんと週末の様子。