いきものがかり


ホールページリニューアル

ホームページがリニューアルします。

 

スマートフォンからも随分閲覧しやすくなる新海星学園ホームページ。

さらにPCからご覧いただくと、背景動画や、下画面までスクロールいただければ新中央館インドアビューもご体験いただけます。どうぞ新ホームページ探検をお楽しみ下さい。

重ねまして、いつも学園活動にご関心をいただき有り難うございます。学園・担当者一同さらなるクオリティーを目指し更新いたしますので、これからも改めましてよろしくお願いいたします。

 

 

明日午後、いよいよ開会式を控えた平成29年度長崎県高校総体大会。

代表選手は行進練習に日々取り組んでいます。土曜日から始まる熱戦に胸が高まります。

 

試合結果は今年もホームページで更新予定です。その他につきましては、メールメイトにてご連絡する場合もありますので、よろしくお願いいたします。

 

いきものがかり

さて、トップ写真のトンボ。

運動部が盛んに活動しているこの時期。昨日の中学合唱部のみならず、高校生物部ほか文化部も盛んに活動しています。

 

写真のトンボは、生物部・部長が採集した原始的な特徴をもつ、サラサヤンマです。

このサラサヤンマは、プール上などを飛んでいるオニヤンマとは生息場所が異なり、清流にしかいない貴重種です。

 

「サラサヤンマなど清流にしか生息できない種がいる川の水は、水質調査をするまでもなく、水を直接飲んでも大丈夫なほどに澄んだ川であることを象徴しているんですよ。」

日本トンボ学会に所属している専門家の先生は教えて下さいました。

5月27日(土曜) 私たち生物部は、長崎市小学校および中学校理科研究部主催『第2回自然観察会』に参加しました。

 

今回は専門家の先生方に加えて、長崎大学の先生や大学生の方々も参加して一緒にフィールドを歩きました。関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。

 

 

私たちに馴染みのある『シオカラトンボ』や『アキアカネ』などは、水溜まりに生息している種です。

 

「トンボを見れば、その川の水質や性質を知ることができる。」

 

これは本ではよく本で目にしていた文章ですが、私たちは実際に足を運びそれを学にできました。今回場所は、長崎県諫早市小長井町を流れる多良山系の清流です。

 

 

採取したトンボを図鑑を開いて、先生はその体節の特徴や翅や尾部の形状など詳しく調べ教えて下さいました。

 

 

「フィールド観察して、学校に帰って図鑑を使ってまとめて下さい。何度も何度もそれを繰り返すのです。その作業を何年も、何十年も続けて下さい。そうすると皆さんも生態についてもっと深く考察することができるようになります。」

 

 

大自然の中で採取した普段とは少し形状が異なるトンボを、サッと調べる動作に対する驚き。

それがまた図鑑に載っている驚き。

そして採取したトンボは絵や写真ではなく、実際に今飛んでいるという驚きと感動。

 

 

私たちは、その大きな余韻に浸りながら水質調査を行いました。

 

 

「同じ水でも、春に行った川の水と今回はこんなに水質が異なります先輩!」

 

(※今回調査した川の水質)

(※以前調査した川の水質)

結果を調べそれを手にした1年生が興奮気味です。

 

「興味深いだろう?水質が違うと、当然生息する生き物も同じではないんだよ。」生物部顧問 美明先生がニコニコした顔で声をかけてくれました。

 

 

「今までは暑くなると涼を求めて行く場所に位しか河川のことを考えていませんでしたが、これからは益々見方が変わってきます。」

 

実際に足を運び、調べて得る感動と感激、私たちはまた新たな研究意欲をいただきました。

 

※写真は、生物部活動の様子。