音の魅力


□第94回全国高等学校野球選手権大会

準々決勝  海星-清峰
7月18日(水曜) 佐世保球場 10時00分~予定

昨日は、久しぶりにからりと晴れ暑い夏の日を想起させました。今朝も昨日に引き続き青空の中をわずかな雲が流れています。
昨日の空には夏を代表する“雲の峰”がいくつも発達しており、その壮大な光景につい目を奪われてしまいます。

“雲の峰”とは、俗に入道雲といわれる積乱雲のことで、そのせりあがる様を山にたとえて言います。その壮大さに反して、刻一刻と移ろいゆくその姿に儚くもどこか懐かしさを感じさせてくれます。

さて、昨日の放課後、グラウンドからは大きな太鼓の音とともに気合いのこもった生徒達の声が響いてきました。
野球部員による応援練習です。

生徒達は、「これまで先輩達から受け継いできた応援はもちろんのこと、自分達でも新たな応援スタイルを考えています。皆が見て楽しくかつ格好いい所ではしっかり格好良く見えるような応援をして、選手達を鼓舞し勝利に導きたいです。」と話してくれました。

一方、昨年の甲子園全校応援の際にも素晴らしい演奏を披露してくれた吹奏楽部は、コンクールをあと7日後に控え厳しい練習を重ねていました。

部室の最も奥の部屋では、コンクールで演奏する曲を歌っていました。

楽器で弾く曲を歌う
そこには深い意味がありました。

吹奏楽部の顧問である下村先生が話をしてくれました。
「楽器で演奏するとき、指をかえれば音はかわります。しかし、それだけでは足りません。楽器の音が歌に聞こえるのが理想なんです。歌うように演奏することが大事で、そのための練習をしています。」

吹奏楽部の部室に壁に貼られた
“今できないことはステージでもできない
練習は厳しく本番は楽しく”という言葉の通り意識高く練習が行われていました。

「普段の行動面が音となって表れる。どんなに繕ったとしても全ては音に出ている。」
顧問の下村先生の言葉です。
演奏者の内面が、音の魅力となって表れていたのです。
吹奏楽部の生徒達は、内面も磨くことでより良い音を出そうと努力を積んでいました。

私たちも普段の行動が、大事な場面に直面したときにふと表れることがあります。
試験会場での緊張時、面接中に何を言えば良いのか分からなくなってしまった時
今を大切に過ごし、歩んでいくことで人生を輝かせる人に
人に恥じない生き方をすることで心を輝かせる人になりたいものです。

さぁ、今日も一緒にしっかり取り組んでいきましょう。

担当M

※写真は、先週金曜日の様子。

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP