大きい秋みつけた


「少し肌寒いかな。」

半袖でむき出しになった腕を思わずさする今朝の気温は21℃。雨の月曜日になりました。昨日体育祭が実施された学校があったためか、いつもより人通りが少なく感じられ、雨も手伝い少し寂しい朝です。

今週木曜日からは『白露』。秋の気配が見られる時分です。少し寒くなってくると、昔は食卓に急須や土瓶が見られました。最近はペットボトルなどに代用され飲まれるようになりましたが、昔は土瓶やヤカンで沸かせたお湯を急須に注ぎ、お茶を飲んだものです。そういえば本日9月4日は急須の日だとか。

センター試験説明会

週末、各クラブ活動は、遠征・練習試合・練習に汗を流しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。

さて、先週金曜日とその週末。

生徒対象・保護者対象『平成30年度大学センター入試』説明会が進路指導部・第3年学年会主催で実施されました。

明日から高卒就職は出願期間です。その臨場感も手伝って、高校3年生受験生諸君は、現在緊張感に包まれています。

高卒就職。今年3月に卒業した長崎県内高校生は、公立高校・8985人。私立は3995人。このうち就職希望者は公立約2930人。私立約1000人でした。

平成29年度入学・大学入試センター試験志願者数は、全国で575,967人。前年度より12,199人増加しています。

「自分の来春居る場所を決める大切な説明会です。」

高校3年学年主任・濱崎先生(英語科)が、受験生に呼びかけます。

メモを持参し準備。

大きいことに取り組む時、一体全体何から手をつけていいかわからないと思わず考えることもありますが、まずは目の前の一つです。

説明する進路指導部長・浦濱先生(英語科)の言葉を1つ1つ丁寧に理解し、必要部分は書き写します。

おそらく今年も長崎県内高校で最多数受験者となる本校。

今月末には、センター試験出願祝福式も例年のごとく準備しています。

進路指導部が準備してきた、模擬用紙に記入し説明を理解できたか実践。

希望する大学で必要な科目を受験しないと、あこがれのキャンパスには進めません。前のめりにならず、説明と照らし合わせながら、文言を理解し模擬用紙に練習記入。

とはいえ、親心。

高校3年各担任は、クラスを巡回しその様子を見守ります。

説明会の最後に、進路指導部長は「あきらめない」「粘りに張る大切さ」を呼びかけました。

「後期まで決してあきらめない。昨年の先輩方も粘りに粘って、希望大学キャンパスの門をくぐり歓喜しました。もしかすると、今年はそれが君かもしれません。」

2020(平成32)年に、現在のセンター試験に代わり『大学入学共通テスト』が新たに始まります。

大学入試センター試験は、前年の2019(平成31)年まで。同年は同時に『高校生のための学びの基礎診断』が最初に実施される予定です。

時代は変遷し、形が変わっても、受験生に臨場感が増していくいつもとかわらない9月1日。

秋が少しずつ見つかる時期。センター試験まであと136日。

※写真は、大学入試センター試験説明会の様子。