笑顔をつなぐ愛媛国体


昨日から小雨が降り続いています。

一雨ごとに深まる秋。今週土曜日は秋分の日です。秋分の日と言えば『おはぎ』があります。春分の日には『ぼた餅』。秋の収穫した小豆をそのまま粒あんでいただくのが『おはぎ』で、秋冬と過ぎて固くなった小豆をこしあんにしていただくのが『ぼた餅』。

同じものでも違うもの。違うものでも同じもの。

考査一週間前の昨日から完全下校は従来の19時から18時になっています。今朝の気温は21℃。晴れの日には雲も入道雲から鰯雲が見られるようになってきた時分。昼と夜の長さが同じになっていく秋は、『読書の秋』。いや『食欲の秋』。いやいや『スポーツの秋』です。

国民体育大会の歴史

9月30日から開催される第72回国民体育大会。今回開催は愛媛県・『笑顔をつなぐ愛媛国体』です。

国民体育高いの歴史を紐解くと、初開催は前身を除けば1946年が第一回。当時は天皇杯・皇后杯はありませんでした。天皇杯・皇后杯そして都市対抗戦方式が確立したのは第3回・福岡国体から。開催地も持ち回りになり、長崎県での初開催は、1969年・第24回『あすをひらく創造国体』。ちなみに国体スローガンは、16回大会秋田国体から始まりました。(1961年・明るい国体)

1988年から二巡目に入った国民体育大会。記憶に新しい『がんばらんば国体』開催は2014年。『君の夢 はばたけ今 ながさきから』では、県民の皆様はもちろん、本校も一丸となり参加しました。

この愛媛国体に、今年は男子硬式テニス部・ラグビーフットボール部選手達が長崎県代表として参加します。

藤永選手・藤浪選手

「全国ベスト8以上が目標です。」

力強く語ってくれたのは、主将・藤永選手。今年の長崎県硬式テニス優勝選手です。

長崎県高校総合体育大会で、19連覇を飾っている男子硬式テニス部。国民体育大会の歴史にも匹敵する1998年から続いている『勝ち続ける』という歴史と伝統。毎大会選手はプレッシャーの中でプレーしています。今回はその成果を国民体育大会で発揮してきます。

「先輩と同じく、僕の目標もベスト8以上です。」

その今年の高総体・男子硬式テニス個人戦、決勝で藤永選手の前に準優勝に終わったのが藤浪選手。先輩が高校生として現役でプレーする最後の大会で、その言葉は『自分も益々強さを磨きたい』という決意に聞こえました。

19連覇以上

19連覇という数字は、途方もない実績ですが、東口監督に話を聞くと「おそらく長崎県の代表として男子硬式テニス部員が国民体育大会に出場するのは19よりかなり大きい数字になると思います。」と、返答。

九州では準優勝を最近獲得したテニス部の皆さんは、九州優勝も睨みながら全国大会へ。すでに春の全国選抜大会に出場するために行われた大会では優勝し(女子硬式テニス部は準優勝)、こちらも全国大会連続出場を狙います。

練習前の貴重な時間。

話が終わると、上グランド横・屋上コートにダッシュする二人に、高校生らしい爽やかさを垣間見ました。

東口監督も国体監督として出場します。

男子硬式テニス部活躍に、どうぞご期待下さい。

笑顔をつなぐ愛媛国体・長崎県ラグビーフットボール部代表の紹介は来週いたします。

 

※写真は、笑顔をつなぐ愛媛国体代表・男子硬式テニス部。