センター試験志願票祈念


まさに今、海星学園からすぐ近くに見える松ヶ枝埠頭にイタリア船籍・コスタフォーチュナ号が入港してきています。

巨大な光の塊がゆっくりと接岸する光景に、足を止めるしかありません。勇壮な豪華客船の姿が近づいてくる様子は、時間を忘れさせてくれます。東山手の丘に位置する学園ならではの景色です。今朝の気温は21℃。

明日から定期考査が始まります。昨日も考査前完全下校時刻18時まで、生徒の皆さんは教室で、職員室前自学スペースで、考査対策を行っていました。雰囲気、臨場感、その事の大切さを創り出すのは自らです。そして生徒の皆さんを囲む保護者をはじめとする多くの人たちは協力を惜しみません。

センター試験志願表祈願

現在、センター試験まで、あと113日と17時間。

昨日マリアン聖堂にて、センター試験志願票祈念が行われました。


今年は、308名の高校3年生がセンター試験に挑みます。

昨年の大学入試センター試験志願者数は、全国で575,967 人、前年より 12,199 人増加しました。

同じ数字だけ試験当日に向けて努力を惜しまない受験生がいて、その数以上に彼らが願う結果を得るために祈り続ける人たちがいました。

今日は秋のお彼岸開けにあたる日ですが、私たちは祈り続けることによって、もしかしたら古今東西、愛の深さを形にしているのかもしれません。

全ての受験生に神様のお恵みがありますように、坪光理事長が聖水の儀式。

私たちは見守り祈りを唱えます。

「全ての若い人たちが、卒業証書を誇りとして生きていくのではなく、どうか、愛する心と平安と喜びを人々にもたらしますように。

あなた方が人々への神の愛の輝き、永遠の幸せへの希望、そして愛する心の燃え盛る炎となりますように。

神からいただいた賜物を人々に与えることができますように。というのは、とっておくためでなく、分かち合うためにいただいているのですから。」 ー マザーテレサ

 

私たちは彼らの日々の努力が、その日に報われることは勿論、そしてこの経験によって彼らの人生が豊かになることを、一層与えることができる人になれることを祈り続けました。

私たち自身にも見えない場所で祈り続けてくれている人たちが多く居ることに、改めて感謝を感じさせてくれる祈念式です。

 

※写真は、昨日の様子。