「寒い」と口をついて出る言葉。
そう言ったことで寒さがしのげるわけではありませんが、風の強さも手伝って今朝の寒さは格別です。
気温は5℃。市内では早朝に細雪が降っていた所もあったようです。
今月はクリスマス
寒さも一段と増した今月は、クリスマス。イエス=キリストの誕生を祝う月です。
本校では毎年12月、校内や校門に感謝の気持ちを込めて飾り付けが行われています。
海星はマリア会の学園。今年の創立125周年記念では、現ローマ教皇フランシスコ様からもご祝辞を頂いています。
イエス=キリストの誕生は、一般には12月25日とされていますが、これはローマ教会により定められた誕生日といわれています。この日はちょうどヨーロッパの『冬至祭』の頃。太陽の復活に『救世主の誕生』が重ねられたと言われています。
海星ブログで度々紹介させていただいている『暦』は、古来から世界中で私たちの生活と密接な関係にあります。キリスト教も例外ではないのかも知れません。
『イエスの誕生』クリスマスのオブジェは、それを見るだけで私たちをワクワクさせてくれます。
しかし、なぜ『冬至』の時分に?
そう、冬至は最も太陽が衰える時分なので、そのような疑問を持つのは必然です。冬至は北半球で、昼が最も短く、夜が最も長い時分。
しかし、それは同時に太陽が復活に転じる時期でもある日です。
中国では、この日を『一陽来復(いちようらいふく)の日』とされ、凶事が去り吉事がやってくる日とされています。冬至の頃は、「太陽の復活」の日なのです。そのため太陽暦での新年は、冬至のおよそ10日後とされています。
運気が上昇し、この日を境に太陽の力が蘇る日、それが12月25日(冬至の時分)です。
今年の冬至は終業式・クリスマスミーティングの日、12月22日。
新中央館エントランスに設置されたクリスマスのオブジェ。
撮影に協力してくれた生徒の皆さんは、「今年も、もうクリスマスだね。」と、わくわくしながらツリーを見つめていました。
師走は心が慌ただしくなりがちです。
そんな私達にエントランス・クリスマスオブジェは、立ち止まり一息つく時間と喜びを与えてくれています。
※写真は昨日の様子。