春の暖かさを運んできた強い風も、今朝は凪いでいます。気温は3℃。
週末には傘マークが見られますが、『この雨は暖かさを運んでくる』と、期待に気配。寒い朝も少しずつ春へとバトンタッチ。
昨日より年度の最後、3月が始まっています。
異名である『弥生(やよい)』の語源は『ますます生い茂る』。『すぐ』にではなく『だんだん』と私たちは次の季節へ。
昨日は3年、6年という日々を一歩一歩進んできた高校3年生が昨日晴れの日を迎えました。125周年記念式典を最高学年で終えた記念すべき第70回生・卒業証書授与式。
平成29年度 第70回生高校卒業式
春風が心地よかった3月1日(木曜)、長崎ブリックホールにて『第70回卒業証書授与式』を挙行しました。
毎年この式典が、関わる全ての人に等しく心震える感動を与えるのは、卒業生の皆さんがこの日までを大切に過ごし、成長してきた日々があるからです。
今年度も万感の思いが詰まった1日の始まり。
海星学園を巣立つ佳き日にあたり、ここに集う私たちは、心を一つにして祈りましょう。
父である神よ、今日、海星学園を卒業する生徒一人ひとりに心をとめてください。
今日、学舎を巣立つ生徒たちが、海星で身につけた知恵と知識を人生の糧とし、人に対しては、共に生かされる者の姿を忘れず、社会にあっては、「地の塩・世の光」となって誠実に生きることができますように。
海星学園の保護者である聖母マリア、あなたは「海の星」として絶えず輝き、人生の旅路を歩む私たちを守り導いてくださいます。
今日、あなたの学園を巣立つ卒業生を、あなたの眼差しと、ご保護のみ手に委ねます。
彼らの人生航路にあって、絶えず行く手を示し、導いて下さい。
学園の標語「Respice Stellam,Voca Mariam!」を思い出し、輝く星であるあなたを仰ぎ、マリアの名を呼ぶ者が人生の荒波のなかにっても目標を見失うことなく、希望をもって人生を歩み続けていくことができますように、支え導いて下さい。
私たちの主イエス・キリストによって。
全能の神、父と子と聖霊の祝福が私たちの上にありますように。
今日こそ高らかにともに歌おう。海星学園校歌、一番二番まで。
稲佐の山のけだかき姿 鶴の港のますみの心
親しき友と学びの庭に いそしむ我らの行く手に光
海星 海星 我らののぞみ
み空の星の尊き光 月の桂の栄えある冠
星陵の上にかちどきあがり 若人我らの血潮は躍る
海星 海星 我らのほまれ
そして私たちのために歌おう、海星学園応援歌。一番、二番まで。
海風のどよもす丘に
きおい立つ若人われら
栄光に怒濤をなして
行かんかなファイト雄々しく
海星 海星 われらの海星
星かげを踏みてぞ帰る
鍛錬の若人われら
雲なびく み空どよもし
海星 海星 われらの海星
ご卒業おめでとうございます。
※写真は、第70回生・高校卒業式の様子。