第62回 卒業証書授与式を終えて
多くの保護者、来賓の皆さまにご出席をいただき、厳粛な雰囲気の中、卒業証書授与式を挙行することができました。
卒業生はブラスバンド部演奏の中で入場、クラス担任による名前の読み上げのち、学校長より、433名の卒業生を代表して中尾和矢君へ卒業証書が手渡されました。
在校生を代表して現生徒会長の飯野紘平君は
「…目標を達成するためにその先に見据える夢に向かって今までの努力を糧にこれからも突き進んでください。…卒業生の皆さんが今まで築きあげてきた海星の明るく活気のある校風をこれから私たちが受け継ぎ、しっかりと後輩へと継承していきます。…」
と卒業する先輩に対するはなむけの言葉と自分たちの抱負を述べていました。
卒業生代表の菅田武嗣君は
「…私達は卒業という大きな門出を迎えました。ふり返ると矢の如く過ぎ去った高校生活でした。日々時間が経つのも忘れ、勉学や部活動に励み、学校行事ともなれば、クラス一丸となって取り組み、友情を深めることができました。…自分が孤独だと思ったときは、勇気を出して誰かに相談してください。その人は必ず、精一杯誠意をもって応えてくれます。そしてそのことが、あなたに「独りじゃない」ということを気づかせてくれるはずです。だから、今あなたの身近にいる人を大切にしてください。いつしか「身近な人」は「大切な人」に変わり、あなた自身も「大切な人」になっているはずです。…」
と想い出に浸りながらも、生徒一同に対して人と人のつながりの大切さを述べていました。
卒業式後はそれぞれ保護者を交えて、最後のLHRを行いました。