輝け海星


今週金曜日6月15日は、日本で初めて「暑中お見舞い葉書」が発売された日。1950(昭和25)年のことです。

暑い夏。梅雨の終わりが見えない初夏。そんな夏の中、手書きの葉書のうれしさは格別です。

今朝は雨降る梅雨まっただ中ですが、先週昨日と学園が元気になる話題が沢山届いています。今日から夏服、明日は高総体・中総体代休日のいつもとは少し雰囲気が違う週はじめ、月曜日です。

中総体

長崎市中学総合体育大会が続いています。

昨日までの成績で、『体操競技 女子個人』で伊東選手が優勝。『剣道女子 個人』で長谷川選手が優勝・平山選手が準優勝、『弓道』では、男子・女子がともに団体アベック優勝(男子9年ぶり2度目・女子は初。高校男子も先日の高総体で団体優勝)、加えて弓道個人でも女子・松尾選手が優勝・村中選手準優勝、男子・相川選手が準優勝

吉報が続々と届いています。

現役も卒業した後も

高校も高総体・高校野球NHK杯(準優勝・決勝 海星0-2長崎商業)に沸いた先週。

普段の成果を存分に発揮しようとする選手達に惜しみないエールを送りました。

そしてその高総体終了後も、私たちは気持ちよくエールを送り続ける機会を得ました。

市内各予備校のご協力をいただき、今年も卒業後さらに躍進した進路実現のために励む卒業生皆さんを、浦濱進路指導部長および旧担任団が激励に足を運ぶ機会に恵まれたのです。

久しぶに卒業生の皆さんと担任団が再会。在学中は無条件、日常の中で合わせていた顔ですが、今日は互いに笑顔。在籍中のたくさんの経験が、私たちに明るい笑顔を与えてくれます。

「頑張ってるか!」

「今年は先生何年生の担任なんですか!」

「相変わらず英語は点取ってるらしいな!」

「得意科目がもう1つ増えたんですよ!」

現在の様子や早速の模試結果の報告をいただき、場面によっては悲喜こもごも。

互いに真剣に耳を傾けます。

充実した3年間を送ったのは、卒業生の皆さんも私たち教職員も同じです。訪問当日は、退職した旧教職も遠路かけつけ激励。

「次は○○君が、夢を叶える番だよ。応援してるからね。」

チャイムが鳴るまで、話は続きました。

予備校訪問では『思い出話』に花が咲くと思いきやそれはつかの間、気がつけば今年も卒業生の皆さんと私たちは『未来』の事ばかり話していました。

「随分昔の話ですが、予備校在学中に教科担任の先生から手紙をもらいました。あれは励みになりました。」ー39回生

「浪人して合格した後、担任の先生から『おめでとう!』と、どうやって調べたのか東京にいる私に電話をいただき感激ししたのを覚えています。」ー40回生

 

1953(昭和28)年の海星同窓会の記録が手元にあります。そこにはこう記されています。

「戦時中から戦後まで食事事情最悪の時でさえ海星同窓会は総会をやめなかった。食料も飲み物もすべて各自持ちよりというつつましやかな会合ではあったが、やまったことはなかった。」

 

※写真は中総体・NHK杯・各予備校訪問の様子。撮影協力:山本展先生。

高校野球100回目の夏

■期間 2018年5月29日ー9月30日
■場所 野球殿堂博物館 特別展:東京ドーム21ゲート右