中学3年生は今日から修学旅行に出発します。昨日はマリアン聖堂にて安全祈願を行い、今朝から旅路に。
どんなことが体験できるかあらかじめ分かっていて、旅に出る人はいません。人生が「自分への旅」と表現されるほどですので、旅の魅力は無限大。今回の修学旅行はきっとずっと忘れることができない素晴らしい体験になると祈願いたします。
今朝の気温は15℃。明日から気温はさらに下がっていくという予報です。
センター試験100日前集会
先週金曜日、第71回生こと高校3年生は進路指導部主催『センター試験100日前集会』に臨むためエトワール館に集まりました。
最初に武川校長より激励。校長は次のような話を披露しました。
「センター試験を控え、これまでの気持ちを漢字一文字で表すと何ですか?」校長が体験した話です。
その漢字は百人百様でしたが、ある生徒が『優』という言葉で心境を表現しました。
「私は多くの人達に支えたれてセンサー試験を迎えます。正直な気持ちは『憂』です。心配で憂鬱。でも、この『憂い』を前に今までを振り返りました。多くの人に支えられた事を思い出し、この『憂』に『人』を加えると、『優しい』という字になる事に気がつきました。だから今の心境を漢字一文字で表すと『優』です。」
「皆さんは多くの方々に支えられ応援されています。精一杯取り組んでください。」
その後、第71回生学年団教職員が、自身のセンター試験(共通一次試験の先生も居ます)での体験談などを披露し、高校3年生を激励しました。
そして学年主任・木村先生が学年団に向けて言葉をかけます。
「今年は300名を超える私達がセンター試験に挑みます。県内では最多受験数です。順風満帆で入学してきた人、また唇をかみしめる思いで入学してきた人、この中には色んな思いをもって高校3年間を過ごしてきた人がいると思います。その積み重ねを発揮する時が目前です。」
語りかける多くの人達が熱い思いを語りかけ、気持ちを共有する時間を過ごしました。
どのように旅をするのか。それを自分で決めるからこそ旅は味わい深いのです。ややもすると、自分のしていることが自分の目的になっていない「方便」の時間を過ごしてしまう日常。
センター試験という難関は、これから100日の過ごし方を明確に考えさせてくれます。
生徒代表の言葉後、浦濱進路指導部長が最後に『受験生に送る言葉』を紹介。
「言われたから」「決まっているから」「役割だから」ではない、主体的に行動しようと決意した私達を奮い立たせてくれる言葉を添えてくれました。
「不安」「憂い」
起こるかもしれないし、起こらないかもしれない未来の出来事をめぐる憶測から生まれる不安定な気持ちに、想像力が拍車をかける場合があります。ところが、現実の出来事に直面し、これにどう対処しようかと考え出すと不安は消えていきます。(夏目漱石)
これから100日。一緒にラストスパートです。
※写真は、センター試験100日前集会の様子。