連休が終わり、明日からは第4回定期考査が始まります。今朝の気温は11℃。
小雪時分。これからますます寒くなってきますが、手がかじかまないように着けるのは『手袋』。ちなみに昭和56年に勤労感謝の日を「手袋の日」と決めたそうです。長崎では、さすがにまだ手袋の出番はありませんが、早朝の寒さは身に応えます。
今朝5時30半頃、「おはようございます」と爽やかな挨拶をいただきました。暗がりのなか声の主を探すと、懐かしい姿。
「午前7時までにやり終えないといけない仕事がありまして。月曜ですね、今週もしっかり行きましょう!」
工学部に進学し、現在は建設会社社長に就いているかつての教え子でした。
活躍とありがとう
先週放課後、多目的室の賑やかな声につられて足を向けると、日に日に体格が良くなっているラグビー部皆さんの中に大学生の皆さんの姿が。
「なんだろう?」と、のぞき込むと、その一人が黒板に文字を書き出しました。
活水女子大学。健康生活学部 食生活健康学科の皆さんです。
花園予選を終えたラグビー部。
次戦に向けての練習が続いていますが、彼らの体格は校内でも上位を占める大きな体。その体を維持、そして一層大きくするためにトレーニングだけではなく、活水女子大学の皆さんに定期的に食事指導をいただいています。この日は、定期指導日でした。
何事も褒められたり、声をかけてもらうと、やる気が増していきます。
適切な食指導だけではなく、和やかな雰囲気での声かけなどもいただき、データ化された資料を見ながら体重変化などについてアドバイスをこの日ももらいました。
自分の体格が変化していく姿を数値化し、客観的に観察していくことは興味を持ちながら取り組むことができます。食べているもので体重変化だけではなく、健康管理もできるのであれば尚更です。
体育学 福田博士(体育学・活水女子大学 健康生活学部 食生活健康学科)の生徒皆さんが、ラグビー部に食指導。
「性格は変えられなくても、行動は変えられる」
1日1日を見直しながら、高校3年間に立てた目標に向かって進むサポートをいただいています。
その声をかけていただく活水女子大学皆さんの中に、卒業生の姿。
オランダ坂。
自分たちで考え、自分たちで最善策を検討し、自分たちの言葉で伝えアドバイスと送る。
青い屋根から赤い屋根へと学びの場を移し、大いに活躍している姿にも大きな元気をいただきました。
「食生活をしっかり軌道に乗せて、トレーニングもしっかりやらないとな。」
虚勢を張ったり、コンプレックスを隠そうとするため努力するのも人の力の一つですが、この日ラグビー部の皆さんは自己肯定力を身につけて「続けた食事で、この週は体重がこう推移したんだ」「あの練習は、こういう意味だったんだ」と素直に柔軟に日常をと向き合う時間を過ごしました。
活水女子大学皆様、いつもありがとうございます。
※写真は、先週月曜日の様子。