できることを


昨日よりやや気温が高い10℃。

今朝は風が強く、木と木が揺れてザワワと音が聞こえてきます。路面には風に振られた雨水が時折落ちてきます。夜明け前とはいえ、一人で歩くと少し不安になるような朝の様子。

もしあなたの家に

聖人マザー・テレサは、沢山の言葉を残してくれています。

「もしあなたの家に、病気の人、さびしがっている人がいるなら、そこにいてください。

もしかしたら、ただ手を握るだけかもしれないし、ただほほえんであげるだけかもしれません。

でも、それこそが、とても大切で、そしてすばらしいことなのです。」

愛の献血運動

今年も昨日から参加させていただいている『愛の献血運動』

JRC部(顧問 塩崎先生・数学科)が主に活動の中心です。昨日から明日までの3日間、本校はこの献血運動に協力させていただく機会を得ています。


(JRC部の活動)


(昨日から学園内に献血車両)

昨日は高校3年生が運動に参加。昨日と今日で約140名(予定)が献血に協力させていただきます。

最初は3年フロンティアコース皆さん。順次、問診登録など準備室に続々やってきました。

まずは所定用紙に記入後は、登録。

登録後は移動し、コンピューターで質問に答えていきます。

赤十字職員さんに加え、協力させていただいているのは各HRボランティア委員。昨日は献血活動開始直後は、高校1年生ボランティア委員が活動。

献血前の一連準備を終えた高校3年生に、パンを渡すなど声かけ活動を行いました。

「献血へのご協力、ありがとうございます。」

いただいた飲み物とパンを口にした後、献血車へ向かい採血。

昨日協力した約120名のうちの一人に話を聞くと

「去年も校内献血には協力させていただきました。今年もこの期間に協力できて良かったです。」

「輸血」と聞けば緊急事態時に必要の印象がありますが、実際そのような場合に使用するのは3.5%の割合だと言われています。残りの輸血は、がんや心臓病、白血病などの病気治療や外科手術に使用されているのです。

日本赤十字社の『愛の運動』は病などで困っている方々に、想像を超えるほど大きく貢献しています。

 

『日本赤十字社・ホームページより』以下

少子高齢社会を迎えて

輸血用血液製剤や血漿分画製剤の多くは高齢者の医療に使われており、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上の方々です。

一方で、献血いただいている方の約70%は50歳未満の方々であり、この世代の方々が輸血医療を大きく支えています。しかし、若年層(10~30代)の献血者数は減少傾向にあります。日本の少子高齢化が今後ますます進んでいくと、将来の安定供給に支障をきたす恐れがあります。

血液は長期保存することができませんので、医療機関に安定的に血液を供給するためには、輸血用の血液を十分に確保する必要があります。今後の安定供給のためにも、特に若い世代の献血へのご理解とご協力が不可欠になっています。

『愛の献血運動』は、学園内で13日(木曜)まで、引き続き行われます。

※写真は、昨日の様子とJRC部の活動の様子。