まだ、日の出前の早朝に家を出た人は、夜空に浮かぶ月を見たことでしょう。今日の月は満月。
満月の日は、潮の満ち引きが最大になる大潮の日です。月や太陽の引力によって、潮が満ち引きするダイナミック現象が、今この瞬間も私たちの身近で起こる特別な日でもあります。
早朝、登校してくる多くの高校3年生にとっては、先週末が特別な日となりました。
先週金曜日、センター試験を前日に控えた高校3年生は出陣式に臨みました。
受験生の皆様に神様のお導きがありますように、宗教部長の福田先生が祈りを捧げました。
その後、聖水によるお浄めと祝福のメダイの授与が行われました。
センター試験にのぞむ受験生へ先生方からの激励の言葉にも熱が入ります。
木村学年主任(理科)
「30年前と比べてセンター試験の受験生が増えて嬉しい限りです。海星の三年生がたくさん受験することで、試験会場がホームグラウンドになります。」
武川校長
「難しい問題にも逃げずに向き合うことが大切です。
センター試験に対して一人ひとりが抱いている「憂い」を「優しさ」に変えることができるように、周りの受験生に対して優しい心をもって明日、明後日を過ごして下さい。
これまでたくさんのことを書き込んだノートをかばんに入れておきましょう。そして、試験中わからないところがでてきたら、そのノートのことを思い出して下さい!
本番、精一杯試験に取り組み、試験場を出たときに一人ひとりが勝鬨(かちどき)をあげて下さい。」
出陣式の後、センター試験会場の下見を行いました。
自分たちが受験する場所をしっかり把握しておきます。海星高校から歩いてすぐの所にある活水女子大学が試験会場です。
下見を終えた生徒の一人が、祝福のメダイと一人一人に贈られた合格祈願のキットカットを見せてくれました。
今年、本校からは306名の生徒がセンター試験を受験します。
センター試験当日
センター試験当日、体調万全・気力万全の受験生達がセンター試験会場の控え室に集合し、受験上の注意事項の確認が行われました。
浦濱進路指導部長(英語科)から、「良い緊張感を保って試験にのぞんで下さい。」
いよいよ試験の時が迫ってきました
この日のために用意してきたオリジナルノートを再度見直します
「先生!最後にパワーを下さい!」と拳と拳を合わせて、試験会場へ向かう生徒たちの姿もありました。
それでは、行ってきます!
そして、今日からまた最後の追い込みです!まずは、センター試験の自己採点を行います。
それから、2次試験に向けて一緒に頑張っていきましょう!
※写真は、出陣式とセンター試験の様子