たのしみは 朝起きいでて昨日まで なかりし花の咲ける見る時 ー橘曙覧
霧雨のせいでしょうか、それとも昨日実施された公立高校推薦入試直後の一息でしょうか、今朝は一段と静かな朝です。気温は10℃。
立春を迎え『春をみつける』というテーマで綴らせていただいている今週の海星ブログ。今日は吹奏楽部の活躍をご紹介させていただきます。
第6回まつうら音楽コンクール
「緊張したけど楽しかったです。」
日曜日、松浦市文化会館 ゆめホールで開催された『第9回まつうら音楽コンクール・ソロの部』に出場した吹奏楽部員。顧問 下村先生からその活躍報告がありました。
「トロンボーンは高校からはじめたのですがが、今回のソロ曲は高い音が多くて戸惑いました。本番は苦戦した高音を出すことができ、とてもいい経験になりました。」
そう笑顔で話してくれた出場部員。
同大会は3日間部門で開催され、本校吹奏楽部は3日目に出場。参加は73名。それぞれが普段一緒に活動する部員とではなく大会名通りソロで演奏出場しました。
「はじめてのソロコンクールだったけど、楽しんで吹けたので良かったです。新しい吹奏楽との関わり方を体験できたような気がします。」
学校行事には欠くことが出来ない活躍を普段から見せてくれている吹奏楽部。春の卒業式に始まり、入学式・対面式・各壮行会・オープンスクール・文化祭・クリスマスミーティング等々、彼らは学園音楽の要です。
現在も楽曲以外に、来月に迫った卒業式に向けての練習も開始していますが、その活動は全部員で行っています。それが今回はソロでのコンクール出場。
チャレンジした楽曲は『プロヴァンスの風景』A.sax モーリス作曲/『歌劇トゥーランドットより 誰も寝てはならぬ』Trb プッチーニ作曲
2名が出場しました。
顧問 下村先生(地歴公民科)は、「新鮮な気持ちでソロコンクールには出場できたと思います。会場までは当日移動し出場しました。松浦市までなので距離がなかなかありました。部員とは今大会について色んな話が出来たことも良かったです。」
ゴールデンウィークなど長期休暇中は、合宿もかねて施設を訪問する機会をみつけ演奏させていただくなど、コンクール出場だけではなく活動の幅を積み上げている吹奏楽部。
今回の大会や普段の練習、そして活動が、ここぞの場面で成果を発揮させ、そしてそれがまた部全員に還元されています。ソロコンクールで、新しい発見を重ねた今回。文頭の句を今一度。
「たのしみは 朝起きいでて昨日まで なかりし花の咲ける見る時」
※写真は吹奏楽部。
第6回定期演奏会
◇場所 長崎市民会館 文化ホール
◇時間 13時00分開場:13時30分開演