今朝、満月の輝き、美しさに足を止めた方は、きっと沢山いらっしゃると思います。
昨日の雨を降らせた雲も少し残り、時折輝く月にかかる雲がその美しさを一層際だたせていました。今朝の気温も10℃ということも手伝って、早朝から春を感じずにはいられません。
心がうるおい春のざわめきを感じる朝です。
平成30年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会 佐賀大会
本日定期考査は第2日目。年度末集大成に向けて、各学年皆さんはしっかり取り組んでいます。年度の成果。
2月2日(土)~3日(日)、佐賀大学・本庄キャンパス会場で、生物部皆さんは『海星高校生物部』にとって、初出場となる九州大会に参加してきました。日々活動の大きな成果。
海星高校はポスターでの発表でしたが、長崎県大会のとき以上に万全の状態で臨みました。
佐賀大学に到着して受付を済ませるとすぐにポスターの展示にとりかかりました。発表の順番が14番であることを確認し、次第に緊張が高まってきた様子です。
開会式は、各県各校代表者1名のみが入れるホールと補助員生徒が集まるサテライト会場にて行われました。
九州大会は、九州各県高等学校理科部・理科クラブ等で活動する生徒代表が一堂に会して、日頃の活動や研究内容の成果を発表します。生徒相互の研修と交流を深めると共に、理科教育の充実・発展を図ることを目的として開催されています。その歴史の中に、ついに生物部が一歩を踏み入れることが出来ました。
この大舞台で、これまでの研究の成果を発揮するときがやってきました。
「これから審査を行いますので、会場内ではお静かにお願い致します・・・。それでは、発表を始めて下さい。」
運営委員アナウンスで静かになる会場。この独特の緊張感ある雰囲気、そして多くの審査員の視線を受けます。
1年生ながら発表を行ったのは藤原君。
長崎県大会のときよりも緊張しました。言い間違いなどもなく、しっかりと発表することができましたが、予定よりも少し長めにかかってしまったことが反省点です。」と、帰路話してくれました。
結果は、価値ある優良賞。
「残念ながら上位入賞することはできませんでしたが、審査員の先生方や他校の方々からたくさんのアドバイスをいただきました。来年はさらにこの研究を深めて、今度こそ上位入賞をねらいたいと思います。」とは、生物部顧問 美明先生。
審査が終了すると、お互いの研究を発表し合い情報交換ができる時間が設けられていました。
どの研究も刺激的で九州大会のレベルの高さを実感できたようでした。
九州を舞台に出会った同じくらい大きな探求心で、研究・観察を続けている仲間達。綺麗に並んだ研究パネルは、今の季節で言うならさながら獺祭魚。
※写真は、生物部九州大会の様子。
第6回定期演奏会
◇場所 長崎市民会館 文化ホール
◇時間 3月21日(木曜・祝)13時00分開場:13時30分開演