シャミナード寮にて


昨朝と同じ気温9℃ですが、青空が広がる朝だと爽やかさが格段に異なります。

まもなく節気は『穀雨』になり雨が多い季節になりますが、この穀雨前も春の雨が多い頃です。少し気が滅入るところですが、春の雨、夕立後にかかる虹の多いのもこの時期です。不思議なことに虹は美しさのためか、はたまたすぐ消えてしまいそうな儚さのためか、虹が出ると誰もが教えたがります。

そういえば長崎市宝町、まもなく完成しそうな幹線道路を横断する鉄道鉄橋。こちらも頭上を近々に架かりそうです。

シャミナード寮

虹が出たときのように教えたくなるエピソードを1つ。

学園内には寮があります。その名も「シャミナード寮」(※施設についてはホームページにも案内させていただいていますので、そちらをご覧ください。)

さて、毎夜自学室で行われている勉強会。高校3年生は春から新たに取り組んでいることがあります。先輩方も取り組んできた勉強。

それは新聞を使った学習です。

「自分が気になる記事を切り取り、ノートに貼り、要約したり、自分の意見を書いたりしています。そのノートを担任の先生に提出し添削を受け見聞を広げています。」

思ったこと、感じたことを語句にして相手に伝えるというのはそう簡単ではあります。

「記事を書く記者さんの語彙の豊富さや、誰にでも読んで理解できるようにという優しさや丁寧さが何度もやってくると理解できてきます。私は最初は記事を書き写すことからしていました。」とは、今春卒業し添削指導を受けていた寮生。毎日コツコツ続けることで発見があったようです。

※写真は学習会の様子。

4月14日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。今朝の気温は9度 晴れです。

2,3日冷え込んでいます。換気のために、授業中は窓を開け、休み時間は窓、ドアはすべて開けていますが。この冷え込みのために1枚余計に着用しなければならないほどです。

東京・神戸・富山でコロナ感染症の院内感染があったと報道されました。医療関係者の献身的な行為には感謝するばかりですが、このままだと医療崩壊につながるという報道もあります。安全にそして健康に治療にあたられることを切にお願いします。

以下、拝見したメディアからの次のお話を紹介します。

ウイルスが出てくるのは咳とか唾とか呼気。しかし普通の呼気ではうつりません。これまでのほとんどの感染は、次の3つの経路で起こっています。

  • 感染者から咳やクシャミで散った飛沫を直接吸い込む
  • 飛沫が目に入る
  • 手指についたウイルスを食事と一緒に嚥下(のみこむ)してしまう

感染にはウイルス粒子として100万個ほど必要です。一回のクシャミで約200万個のウイルス粒子が飛び散ると言われていますので、マスクをすることによって、粒子の数を100万個以下に抑え込めばよいのです。とありました。

マスクを着用していると息苦しく感じるので耳当てを片方外したり、下にずらして口だけを覆ったりしている姿を見かけます。これではマスクの効果はありません。正しいマスクに着用を心掛けましょう。

また飛沫とありますが、ウイルスはマイクロ飛沫と言われています。「沫」という漢字は「泡沫」など、すぐに消えてなくなるという意味がりますが、マイクロ飛沫は密閉空間では浮遊し約10分経っても浮遊していると聞きました。空間内では空気の流動性を確保するために窓を常時開けた状態にしておきたいものです。寒いですが、厚着をしてウイルス感染を防ぎましょう。

 

規則正しい生活(睡眠、食事、運動)を行い、感染症に罹らないように注意をしてください。

 

次の「3つの密」を実践してください

(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

 

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。